昨年、2022年の9月。台風15号は、思いもよらない大きな影響を静岡にもたらしました。統計を取り始めた1976年以来、観測史上最大の降水量を記録し、静岡県内の至る所で洪水や冠水を引き起こしました。
自然のもたらす災害は、いつどこで起こるか予測不可能と考えて良いでしょう。我々にできることは『いかに被害を最小限に抑えるか』この一点に尽きます。
防災意識は年々高まっており、建物の管理会社や大手企業では、今まで以上に積極的に水害・防災対策を行うようになっています。
そのためSSPC・HD（エスエスピーシーホールディングス）株式会社の取扱商品の中で多くの引き合いをもらっている注目の水害対策商品があります。
商品名は「止めピタ」。建物の入り口などに設置する止水簡易シートです。止水性能は土のうの約10倍。水かさが増すと水圧で建具とシートが密着するため、高い止水性能を発揮します。重さも軽量で、例えば間口幅が約1.5mの場合、土のうが約30袋（＝約600kg分）必要ですが、「止めピタ」なら1収容袋あたり重さ最小5kg〜最大20kgなので、女性一人でも運ぶことができます。設置にかかる時間は5分程度。急を要するゲリラ豪雨にも対応できます。お客様の評判もとても良いとのことです。
シャッターやパーティションを主に扱う会社と聞いていましたが、対応範囲は実に広いと感じました。工場や事務所のある企業だけでなく、個人の住宅も対応可能とのことです。また今回ご紹介した水害対策商品のような防災商品も多く扱っており、お客様のご要望やご提案を、一緒に考えながら柔軟に対応しています。
時代の移り変りと共に必要とされるモノも変化します。
SSPC・HD株式会社のロゴマークが一新しました。
《洗練された技術力とプロアクティブな（先を見越した）創造力、スピード感のある動きで業界に旋風を巻き起こす》
そんな想いが込められています。
『シャッター』というモノは昔から存在していて、それを製作・販売するような企業も昔から存在しています。古くから長く続いている業界です。
SSPC・HD株式会社は新しい感性と柔軟な発想で、業界に新たな風を起こし始めています。近い将来、その風は旋風となって業界を席巻していることでしょう。
商品紹介
簡易型止水シート「止めピタ」
土のうの10倍の止水性能をもつ簡易型止水シートです。外部から押し寄せる水圧を建具の強度で支えるため、部品点数も少なく、軽量でコンパクトなパッケージを実現しました。〈文化シヤッター(株)製〉
BX止水版「ラクセット」
開口部に金具で固定するだけの簡単取り付けなので、様々な場所に工事不要で設置が可能です。BX止水板「ラクセット」が水の水圧をしっかり受け止めるので、設置後も扉を開閉することができます。急な増水時もスピーディに取り付けられ、浸水被害を低減します。〈文化シヤッター(株)製〉
止水ドア「アクアード」
水深3mまでに対応した、コストパフォーマンスに優れた止水ドア。スチールドアの操作性はそのままに高い止水性能を発揮します。※写真はステンレス仕様。〈文化シヤッター(株)製〉
浮力起伏式止水板「アクアフロート」
水の浮力だけで、自動で起立する起伏式止水板です。夜間や無人の施設でも安心です。〈文化シヤッター(株)製〉
執筆者：武田宗徳（C’mon Wakamon編集部）
藤枝生まれ藤枝育ちの二児の父。２０年ほど続けてきたサラリーマン生活に終止符を打ち、現在は執筆業を中心に活動している。
