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多岐にわたって魅力ある仕事がここに———静岡瀝青工業㈱インタビューVol.2

 静岡瀝青工業株式会社で扱うアスファルトルーフィングは、住宅から高速道路や地下道まで広く使われています。住宅の場合は屋根瓦やスレートの下に、このアスファルトルーフィングが施工されます。 

 防水シートという用途なら、他の素材でも代用ができそうです。なぜゴムシートやビニールシートでは無く、アスファルトルーフィングなのでしょうか?

 「防水シートは大きなホッチキスのようなもので留めていきます。ゴムや樹脂のシートだと、留めたその穴から水が入り込んで雨漏りしてしまいます。アスファルトルーフィングは、気温が高くなると柔らかくなり、低くなると固くなる、という特徴があります。アスファルトルーフィングを施工して、数日経てば穴は埋まります」

 加藤社長が、素人の私にもわかるように説明して下さいました。

 「お客様の要望に応じた専用の防水シートを製造しています」

 お客様であるハウスメーカーの要望に合わせて専用商品を開発して製造販売しているというのです。いわゆる特注品、オーダーメイドです。

 施工現場で作業者が滑りにくいもの。より丈夫で破れにくいもの。防水性や耐久性がより優れたもの。熱に強くて劣化の少ないもの……。

 実に様々な要望が、お客様から寄せられます。

 創業70年のシズレキはアスファルトの改質技術を得意としています。お客様の要望に応え、より付加価値のある商品を生み出すために、常日頃から研究開発を進め、今も変わらず新しい挑戦をしています。

 国内でも数少ないアスファルトルーフィングを製造販売する会社。専用商品の研究開発から、高速道路向けの受注まで。細かい仕事から巨大な仕事まで、多岐にわたって魅力的な仕事をする会社が、ここ地元静岡にあります。

 いやいや実に興味深い、面白い会社です。一見では、わからないものですね。

執筆者:武田宗徳(C’mon Wakamon編集部)
藤枝生まれ藤枝育ちの二児の父。20年ほど続けてきたサラリーマン生活に終止符を打ち、現在は執筆業を中心に活動している。

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