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“MONOZUKURI” TECHNOLOGY 一緒に「ものづくり」の醍醐味を味わいましょう———㈱サンパーツインタビュー

藤枝市横内の藤枝市工業団地内に位置する「株式会社 サンパーツ」に取材にいってきました。 
業務グループの河村課長にお話を伺いました。 

同社は、2003年1月に志太郡岡部町で創業、2005年3月に藤枝市横内に移転、一貫して自動車部品用金型の設計から加工、組付け、付帯設備の製作、また建設機械用の小物製品製作などを手掛けているとのことです。 

目次

“MONOZUKURI”TECHNOLOGY

同社は“MONOZUKURI”TECHNOLOGYを標榜し、金型設計・製作から治工具・試作品の製作、多品種少量生産から量産品まで、一貫生産体制により高品質な製品を提供しています。
企業骨格である「経営理念」と「企業理念」を以下に紹介します。 

◆経営理念 ◆
「私たちは物作りをとおして、相互扶助の精神とお客様第一主義を貫き、信頼と豊かさを築きあげます。」 

◆企業理念◆ 
1.ベストな製品と心のこもったコミュニケーションを大切にする会社
2.健全な財務内容と高い生産性を持ち、成長を続ける会社 
3.働く者すべてがお互いに高めあい、生き生きと仕事をする会社 

会社業務部、設計室から工場を見学させてもらいました。

2次元CAD/CAM、3次元CAD/CAMからレーザー加工用CAD/CAM、プレス成形解析シュミレーション。

また門形立形マシニングセンタ等の最新工作機械、及び3次元レーザー加工機等加工機関連機器等を揃え、確かなノウハウで高精度金型等の製作が可能となっているとのことです。 

同社受付・事務所内

様々な仕様の金型を製作する最新設備のみならず、多くのノウハウを自社内に保有していることが、同社の「モノづくり」に対する強みであり、自信と情熱を感じました。 

活躍の場は無限に広がっています!

業務グループ河村課長に詳しくお話を伺いました。 
河村課長は、焼津市のご出身、中途採用で入社18年の42歳。なんとアパレル業からの転職だそうです。同社の人事制度、研修体制や求める人物像などについて突っ込んでお聞きしました。 

制度・福利厚生

 「少子高齢化が昨今の社会問題となっておりますが、当社では問題に直面した社員に対して全面的にフォローする体制をとっています。具体的には、男性の育児休業をはじめ、介護休暇・介護休業・時短勤務等、社員が安心して働ける環境づくりに努めています。」 

 実際の話、大企業でも就業規則にて制度はあるが運用は今一つというところが多いのではないのでしょうか? 果たして中小企業ではどうかなと思い質問してみました。 

 驚きました! 2022年度に育児休業を30歳男性1名の方が取得。また介護休業取得実績もありとのことでした。突撃で写真とコメントをいただきました。 

小木曽さん

第二子の出産に際し育児休業を取得しました。
育児休業により、妻の心と体のケア、生まれてきた子供の体調管理など、様々なことに夫婦で即座に対応出来ました。 
妻の負担軽減もですが、子育てを積極的にできたことが大きかったです。 
(男性育児休業を取得された 小木曽 将太 氏)

村柗さん

母の介護の為に介護休暇・介護休業を取得しました。
通院への付き添いや自宅介護の時間を十分にとる事が出来て、母との最期の時間をとても有意義に過ごせました。
(介護休業を取得された 村柗 拓也 氏)

現場で活躍中の小木曽 将太 氏
現場で活躍の村柗 拓也氏

「制度だけでなく、実際の運用がなければ意味がない。該当の方には私の方から声かけをしています。」とのお話をいただきました。 

入社後の教育制度

 「入社後に先ずは安全教育を行います。その後は基本的に各作業に応じて先輩社員が指導を行う事となります。適性や習熟度を考慮し、幅広い作業が出来るように随時育成していきます。また、作業において必要な資格・講習等は会社が費用負担し計画的に取得させます。」 

求める人物像

 新卒だけでなく、ひろく中途採用者も求めます。

「モノづくりに興味のある方多種多様な業務に取り組みたい方」 
「企業の1つの歯車としてでなく、全体の業務を有機的にとらえ推進できる方」
「海外勤務に興味のある方(関係会社の現地法人への技術支援)」 

 現在、メキシコで1名活躍中とのこと。かくいう河村氏も2013年から18年にかけて中国で活躍、とても楽しく大きな視野を得たと語ります。

 

一緒に「ものづくり」の醍醐味を味わいましょう 

先輩社員インタビュー 

 花村魁人氏にお話しを伺いました。花村氏は、静岡市のご出身で中途入社8年目の32歳。お話の歯切れの良さに、まさに同社中堅として充実し活躍されてると感じました。 

就活時代の会社のイメージと入社した理由は何ですか

「入社前のイメージは、若年層が多く活気があるなというイメージです。」 

「入社した理由は、業務内容が前職と似ている部分が多く、自身の経験を活かす事が出来ると思い入社しました。」 

花村氏に詳しくお聞きしたところ、農業高校卒業後、短大へ進学。卒業後に農機具メーカーの製造工場で勤務していたそうです。そこで溶接業務も手掛けたことから経験を活かせると感じたそうです。 

今は、どんな仕事をしていますか

現場で活躍中の花村氏

主には自動溶接機を用いた自動車車体部品の溶接作業をしています。また、海外関連工場向けの輸出梱包作業及び輸出書類作成も手掛けます。 

仕事をする上で心がけていることは何ですか

作業の改善点を常に考え、生産数や作業性の向上を図っています。  

会社のいいところや好きなところはどこですか

作業者の意見もしっかりと聞いてくれ、改善アイデアなどを口にしやすく、風通しの良い環境です。 

仕事のやりがいや働きやすさ

 作業成果が生産数という目に見える形で出るので、自身の足りない点や成⾧が分かりやすいと感じます。 

どんな後輩と働きたいですか

 向上心の有る人。失敗を素直に受け止められる人。  

執筆者:勝右衛門(C’mon Wakamon編集部)
静岡出身、大学は東京。会社員人生において、様々な経営者、従業員の生き様を感じてきた。編集員として、地元での生活、就職、自己実現の可能性を探りつつ、地元企業の目指すことに着目し取材を届けたいと考える。

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