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自分らしく働ける地域と職場、支え合う仲間と成長_特養部介護課長 内野紅さん

静岡県焼津市にある特別養護老人ホーム高麓では、「最期まで自分らしく生きる」を介護の理念に掲げ、入居者だけでなく、職員一人ひとりも自分らしく働ける職場づくりに取り組んでいます。今回は、就職をきっかけに静岡市から焼津市に転居した内野紅さんに地域や職場への思いを聞きました。 

プロフィール: 特養部介護課長 内野紅さん 

内野さん
内野さん 

新卒で就職し、勤続19年。

デイサービスの相談業務からスタートし、特別養護老人ホーム、生活相談員、認知症対応型デイサービスなど、多くの部署で経験を積んだ。

現在は、特養部介護課長として、職員の労務管理や教育システムに携わる。 

目次

 さまざまな現場でキャリアアップ―介護統括者として現場を支える立場に

特別養護老人ホームで介護の統括者として現場を束ねる内野さんは「どのようにキャリア歩んだのか」お話を伺いました。 

まず初めに、就職でこの施設を選んだ理由を教えてください。 

学生時代は保育分野に関心があったのですが、学ぶうちに高齢者福祉にも興味がわき、進路を変更しました。高麓の法人は保育園も運営しているので、直接的ではなくても、保育と介護の両方に関われると思い、この施設への就職を決めました。 

最初から介護職を目指していたわけではなかったんですね。

そうなんです。学生時代は社会福祉課程を取っていたので、デイサービスの相談業務からキャリアが始まりました。入職して3年後に介護福祉士の資格を取り、相談員等様々な仕事にも挑戦するようになりました。今は特養部介護課の課長として、主に職員の労務管理や教育システム、介護機器の選定などをしています。現場の管理職と連携をとりながら、よりよい運営のための仕組みづくりを進めています。 

仕事中の内野さん

地域愛あふれる焼津が大好き、海も祭りも人も

就職で焼津に来た内野さん。焼津の好きなところを聞くと「いっぱいありすぎる…」と選ぶのに悩んでいました。 

焼津に住み、働く中で感じる地域の魅力を教えてください。 

最初に惹かれたのは海ですね。静岡市の山の方に住んでいたので、すぐに海が見えるのは嬉しかったです。職場の近くには高草山もあり、山も海もある生活です。焼津市は小さいですけど、市街地もあるし、自然もあるしコンパクトで生活しやすいです。

ほかにも焼津の好きなところはありますか? 

職員も利用者さんも焼津を好きな人が多いです。お祭りに熱い思いがある人もいますね。漁師だった利用者さんもいます。こちらが知らない焼津の歴史や文化を学ばせてもらうこともしばしば。本当に人が温かい地域なので、人とのつながりを大切にしたい人にはおすすめの地域です。 

人を大切にしてくれる職場、成長・生活に寄り添う

長く働き続けるためには、職場環境の良さが欠かせません。勤続19年の内野さんに、職場の制度や雰囲気について語っていただきました。 

高麓はどんな職場ですか? 

福利厚生がとても充実しています。看護休暇や育児休暇も取りやすく、子育て中の職員が多い中でも、みんな無理なく働いています。職員の家族が参加できるイベントも定期的に開催していて、最近は藤枝市の蓮華寺池公園をウォーキングしました。育休中の職員なども参加できるので、休んでいる期間も孤独を感じにくいと思います。 

長く働き続けられた理由は何だと思いますか? 

私自身が長く働き続けられたのは、相談しやすい環境と、歴代の上司・施設長の支えがあったからです。最初はわからないことばかりでしたが、さまざまな経験をさせてもらう中で、少しずつできることが増えていったように思います。また、高麓は教育にも熱心で、行ってみたいと思った研修はほとんど参加させてもらえました。職員の学ぶ意欲を応援してくれます。 

ワカモン編集員

最後に、介護の世界を目指す「学生」へメッセージをお願いします!

内野さん

介護の仕事は、利用者さんをケアするだけではなく、むしろ教えていただくことのほうが多いくらいです。介護だけでなく医療や障害など、さまざまな知識も必要になってきますが、だからこそ、学びながら成長できる分野でもあると思います。知らないから不安…ではなく、まずは一度、関わってみてください。きっと見方が変わります。ぜひチャレンジしてみてください。 

内野さんの言葉からは、現場で積み重ねた経験と、学び続ける姿勢の大切さが伝わってきました。 

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