社会人になると誰もが経験する不安やつまずき。
初めての環境、慣れない仕事、人間関係…。戸惑いながらも少しずつ前に進む中で、見えてきたものがありました。
今回は、そんな“最初の壁”を乗り越えた先輩のエピソードをご紹介します。
「こんなんで続くのかな」から1人前の介護士に
入社当時に経験した失敗や戸惑い
私は22卒で高卒に入社しましたが、同期は養成校や大学生で、非養成校出身で、他の同期と比べると知識や実習等の経験がなく、不安が大きかったです。
介護の仕事をしてわかったことは、お客様一人ひとり個性があり、同じ認知症でも人それぞれ症状が違い、対応の仕方が違い覚えることで精いっぱいでした。昔からなりたかった職業ですが、入社当時は「こんなんで続くのかな」と感じていました。
どのように乗り越えた?
マニュアルを読んだり、研修の内容を反復練習したり、YouTube等で自分なりに介護の勉強をしていました。それ以外にもプリセプターである先輩職員が、分からないところを細かく教えてくださいました。独り立ちまでの約半年間自分がわからないこと、困ったことを聞くと分かりやすく、コツやポイントなどをたくさん教えていただいたおかげで対応の仕方を徐々に覚え、入社当時の不安は無くなっていきました。
独り立ちをし、しばらく経った頃にお客様の名前を間違えてしまったことがあります。私は食席で名前を覚えていました。その時だけお客様の座った位置が逆で誤った名前で呼んでしまい、以降、お客様の笑い話にされるようになってしまったのもいい思い出です(笑)
その経験が今どのように活きている?
現在4年目に突入し、介護士としてほとんどの業務を行えるまで成長することができました。同じフロアには後輩ができ、教える立場になることが増えてきて、質問されたり、困っている様子を見かけると「自分もそうだったな。懐かしいな」と思うこともあります。失敗や困った経験があるからこそ、後輩が失敗をして落ち込んでいるときは積極的に声をかけ、介護士とお互いに成長できるように心がけています。

執筆: 特別養護老人ホーム高麓 まーさん
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