和食のうま味に欠かせない出汁(だし)。
そんな日本の食文化を支える鰹節づくりとともに歩んできたのがマルテ小林商店です。
焼津市で創業して75年、伝統の味づくりを守りながら、調味料やペットフードなど新たな分野にも挑戦。
“出汁の力”を通じて、世界を見据えた挑戦を続けています。
だし屋ならではの発想で、“おいしさ”の可能性を広げるものづくりとは──。
200種類の“だし”をつくる老舗。節製品を一貫体制で製造
マルテ小林商店は、創業以来約半世紀にわたり鰹節一筋で歩んできました。時代に合わせて、調味料や出汁パック、粉末だしなど、多様な加工製品を展開し、「出汁のプロ」として全国の食品メーカーや飲食店の味づくりを支えています。
主力商品の鰹節は、煮る・乾燥する・燻すという工程を丁寧に積み重ねて仕上げます。鰹節と聞くと、家庭料理で使う削り節の印象が強いかもしれませんが、「花かつお」「糸削り」「粉末」など、形状や仕上がりの種類が200種以上にも及びます。
原料の買い付けから節づくり、粉砕、二次加工、味付け(添加)までを自社で一貫管理。BtoB商品が主のため、お客様ごとに加工の仕方を変えて、ニーズに細やかに応えられるのが同社の強みです。

伝統の技術を次世代へ ― 調味料、ペットフード開発など世界を見据えて
時代の変化に合わせて、同社は新たな事業にも挑んでいます。
鰹節やまぐろなど焼津らしい魚素材を生かし、調味料の開発や2003年にはペットフード事業を開始。
鰹の風味や栄養を活かした製品づくりに取り組み、
人とともに、ペットも豊かな食を楽しめるような商品開発を進めています。

近年、和食はユネスコの無形文化遺産にも登録されたことで、
海外からも日本のだしや、それを支える鰹節への注目が高まっています。
そこで同社では、2018年に鰹節の輸出に関する世界基準「EU HACCP認証」を取得。
EUが定める厳格な食品衛生管理基準をクリアしたことで、
マルテのうま味文化をヨーロッパ市場へ広げるための基盤が整いました。
管理部の小林さんこれからも国内だけでなく世界を視野に、伝統の商品をベースに、既存の枠にとらわれない商品を広く提案していきたいです
固定概念にとらわれず、失敗を恐れず挑戦する風土
マルテ小林商店が創業以来大切にしているのは、人が生きる上での基本。
「食を通じて、幸せ・笑顔・健康を届ける」という思いです。
その想いは、日々の開発現場にも息づいています。
社員一人ひとりが「どうしたらもっとおいしく、もっと喜ばれるか」を考え、
自由な発想で挑戦を重ねています。



失敗を恐れず挑戦できる雰囲気がある。
固定概念にとらわれず、新しい発想を歓迎してくれる会社です
マルテ小林商店が手がけるのは、主役ではなく日々の食卓を支えるだしや調味料──縁の下を支える存在です。
だからこそ、可能性は無限に広がります。
その技術は、家庭料理から業務用食品、そしてペットフードまで、さまざまな場面で生かされています。
食の未来を、一緒に作る仲間を募集中!


いま、二次加工品やペット関連商品など事業の幅が広がり、市場は国内から世界へと視野を広げています。
求められているのは、新しい発想と若い力。



「世界を驚かせる商品を、一緒に作りましょう!」
固定概念にとらわれず、失敗を恐れず挑戦する風土が根づく同社では、
お客様が「こんなこともできるんだ」「こんな使い方があるんだ」とお客様を驚かせるような、
新しい“おいしさ”を生み出すことを目指しています。
人物重視の採用で、専門知識は問いません。
会社見学も随時受付中。
焼津から世界へ挑むマルテ小林商店の一員として、あなたの発想を生かしてみませんか。


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株式会社マルテ小林商店
マルテ小林商店は国内屈指の生産量を誇る創業78年の食品メーカーです。焼津の地場産業である鰹節という伝統ある製品を基盤に、調味料事業・ペットフード事業への挑戦を続け近年では日本全国のお客様とのお取引をさせていただいております。 マルテ本社工場 パワーあふれるチーム! ともに働く仲間 若手が活躍しています! 開発部門 私たち… -



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「好き」が導いた出会いから、おいしい味と香りをつくる仕事へ。 ― ペットフード開発人・牛尾亜里紗さん(マルテ小林商店)
鰹節製造を手掛けるマルテ小林商店の新規事業開発部には、ペットフードの自社ブランド開発に挑む若者がいます。入社4年目の牛尾亜里紗さん。持ち前の明るさと情熱で商品化を目指して試行錯誤の日々を送っています。そのやりがいと、好きなことを仕事にする喜び、そして挑戦を後押しする会社の魅力を聞きました。 【食品と動物、両方に携われ…