近年、生成AIはさまざまな分野で活用され、その可能性が広がっています。
日常生活を超え、ビジネスや教育、さらには「就職活動」においても活用できる可能性を秘めています。
今回は「生成AIを就活で使うならどの様に使えるか?」を社会人2年目の私が就活生に戻ったつもりで実験してみました。
生成AIとは?
生成AIとは、人工知能が膨大なデータを基に新しい情報を生成する技術です。自然言語処理(NLP)や画像生成、音声合成など、さまざまな場面で利用されています。例として、OpenAIのChatGPTやGoogleのGeminiなどがあります。
これによりテキスト作成、翻訳、プログラムコードの生成、画像編集、デザイン提案など、多岐にわたる用途があります。
生成AIのきほん
期待通りの結果を得るためには、以下の項目を含めてプロンプトを作成してみましょう!
①目的:何を出力してほしいのか、どんな立場でコメントしてほしいのか
②対象:誰に向けた内容か
③形式:そのような形で出力してほしいのか
④長さ:どの程度の文章量を期待するか
(例:500文字でなど具体的な数字を入れると〇)
「就活」で広がる生成AI活用
マイナビの調査によると、全体の37.2%もの学生が就職活動の中で生成AIを利用したことがあると回答したそうです。具体的な利用用途は、自己分析(深堀)・業界研究・エントリーシートの推敲・面接対策(想定設問)の主に4つ。
【実際に使ってみた】自己分析を深めよう
ではここからは、社会人2年目の私が就活生に戻ったつもりで生成AI(ChatGPT)を使ってみました。
今回は自己分析編!

まずは、何をしたいかを相談! 面接で語れるような「自分の強み」を言語化するお手伝いをしてもらいました。





「自分の強み」をどう探ればいいのか?質問形式で紹介してくれています。それぞれ質問に答える形で書き出してみました。ポイントは素直に答えること!





私の経験談から、どんな部分が強みになるかピックアップしてくれました!「継続力・責任感・創造力・主体性」などは、実際に就活で「自分の強み」として伝えていた記憶があります。自分で何を言うか決めるまでは実際何時間使ったかあまりおぼえていないけど…笑
ちなみに、この強みが活かせそうなお仕事を聞いてみました。





なるほど~。いろんな職種を挙げてくれましたね。
今の仕事内容にも共通する部分が多いです。
一方で、AIが提案してくれる仕事は、あくまで最初のヒント。興味を持った業界に足を運んで、肌で感じてみることが大事です!
今回は、社会人2年目の私が“就活生に戻ったつもり”で、生成AIを使った自己分析に挑戦してみました。
実際に試してみて感じたのは、生成AIは自己分析を効率化し、経験を客観的に言語化する“壁打ち相手”として非常に有効だということです。
さらに、AIを活用して言い換えのバリエーションを広げたり、面接で想定される深掘り質問を作ったりすれば、面接対策にもつながると感じました。