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【レポート】地域の採用力向上を目指して「しずおか採用ラウンジ」&就活に役立つ「情報編集力講座」開催

こんにちは。C’mon Wakamon(カモンワカモン)事務局の中野です。

2024年9月13日、採用担当者同士の交流会「しずおか採用ラウンジ」と「C’mon Wakamonインターンシップフォローアップ会」を同時開催しました。当日の様子をお届けします。

目次

採用担当者同士の交流会「しずおか採用ラウンジ」

「静岡の採用担当者同士の交流を促進し、地域全体の採用力を高めたい!」このイベントはC’mon Wakamon人事部と「しずおかリクルーターズ」の共催で実現しました。静岡県内の人事担当者が一堂に会し、採用に関する意見交換や横のつながりづくり、そして自社の課題解決のヒントを探る場として開催されました。

しずおかリクルーターズとは?
採用担当者同士の横のつながりを広め、採用の悩みや課題解決を目指したい。株式会社焼津冷凍と株式会社マーキュリーの採用担当者さんが協力し始まった取り組みです。

同じ悩みを持つ採用担当者同士、活発な意見交換の場に

会場は終始、活気に満ちていました。自社の採用活動に深く携わる立場だからこそ、真剣に考え、共感し合える話題が次々と広がり、参加者たちは時間を忘れて対話に没頭していました。

「内定を出すベストなタイミングは?」「入社後のフォローをどうしている?」―。

各社の工夫を共有し合う場面では、特に熱のこもった議論が交わされました。話題は中途採用や社員教育にも及び、教育研修プログラムの効果的な実施方法など、普段なかなか聞くことのできない生の声が飛び交います。

製造業、サービス業、IT企業など、業種を超えた対話からは「なるほど、そんな方法があったのか」と、新たな気づきが生まれる場面も多く見られました。

参加者の皆さん(上)・司会を務める焼津冷凍の永田さん(左)・焼津冷凍のグループ会社が営むピーターパンさんのおやつ(右)

まとめ

交流会を通じて、多くの参加者から前向きな感想が寄せられました。「同じ課題を持つ企業との対話から具体的なヒントが得られた」という声や、「異業種の取り組みが新鮮で参考になった」といった感想が聞かれました。

地方よりも都会を就職先に選ぶ若者も増えていますが、地域で働く我々が自らの魅力を高め、常にアップデートしていく必要があると感じています。

今回のしずおか採用ラウンジを通じて、多彩な取り組みをしている企業の皆さんと出会いました。カモンワカモンとしては、一社だけでなく地域全体で採用を考え、静岡で働く魅力を発信し、地元で働きたいと思う若者を一緒に増やしていければと思います。

しずおかリクルーターズの皆さん、運営ありがとうございました!

ピーターパンさんの生ドーナツでひと息。

就活に役立つ情報編集力講座「C’mon Wakamonフォローアップ会」

一方、隣の会場では、C’mon Wakmonのサイトコンテンツ企画・編集業務体験インターンシップのアフターフォローアップ会として、就活に役立つ情報編集力を学べる講座を行いました。

就活では、正しく情報を編集し「書く」「話す」を求められる

情報編集力は、就職活動の各場面で欠かせないスキルです。例えば、企業についての情報を集め、その中から自分に必要な情報を取捨選択する能力、エントリーシートや履歴書の作成、インターンシップや企業説明会での質疑応答、そして面接での適切な回答にも、情報を効率よく整理し、正確に伝える能力が求められます。

・就活に関する情報を収集し、必要な情報を精査する。
・エントリーシートや履歴書を書く→自分の今まで出来事について整理し、文章を作成する。
・インターンシップや企業説明会などで会話・質問をすることで、知りたい情報を収集する。
・グループディスカッションでは、与えられたテーマに沿ってチームで情報を交換し、1つの答えを導き出す。
・面接では質問について、一瞬で自分の中の情報を整理し見解を述べる。

以上のように、就活のほとんどの場面で「情報編集力」は必要です

インターンシップで学ぶ「情報編集力」

夏のインターンシップでは、学生が3日間にわたり、企業取材と記事制作を実践しました。具体的には、2社の企業を訪問し、各企業の特徴や働く魅力を伝える記事を作成するという内容です。

さて、1つのコンテンツをつくるためには、このような工程があります。

  1. 目的の把握目標の達成…記事テーマ設定(何のために書くのか?)
  2. 事前準備…記事テーマに沿った質問を検討しておく(Web・SNSなどでインタビュイーの情報を調査する、取材確認)
  3. 企業訪問・取材…挨拶/名刺交換/雑談から始まり、事前に検討した質問をもとに話を伺う。同時に写真撮影も行う。
  4. 記事執筆…まずは情報整理を行い、記事テーマに沿って文章構成を考える。
  5. 校正・校閲…事実であるか?、議事脱字や文体・表記のずれは無いか確認する。
  6. 記事公開…記事の体裁確認、関係者へ記事公開連絡・お礼をする。

まず、どのようなテーマで取材記事を書くのか、目的を明確に設定することから始めます。その後、取材に向けた準備として、企業研究やインタビューで聞くべき質問のリストを作成し、実際の取材へ。取材の中では、挨拶や名刺交換といった基本的なビジネスマナーも学びながら、企業担当者へのインタビューや写真撮影を行いました。

取材内容を基にした執筆作業では、情報を整理して構成を検討し、校正・校閲を経て記事を完成させます。公開前の最終確認を行い、関係者に共有することで記事制作の一連の流れを経験しました。学生たちは、就職活動においても重要となる「情報を集め、整理し、伝える力」を実践的に学ぶことができました。

取材(情報収集)のコツとは?

実際の講座でお伝えしたポイントをいくつか紹介します。

まずは取材準備をしよう

まずは自分で出来る範囲の情報収集をしましょう。集めた情報の中から、もっと深く知りたいことを挙げていきます

  1. サイトやSNSで企業の基本情報を調べよう
  2. 具体的な読者をイメージして構成を考えよう
  3. 質問と順番を考えよう
    企業像・全体を伝えるような質問(序論)、聞きたいテーマに踏み込むような具体的な質問(本論)、​
    学生へのメッセージなど、取材を締めくくる質問(結論)を用意しましょう​

取材のコツ

取材を行う際は、ネットには載っていない「深い情報」や「人についての情報」を聞き出すようにしましょう!

・気持ちに寄り添う、共感・感動ポイントを探す
・適度に自分の感想を添えながら質問する
・「はい」「いいえ」で簡潔する質問はしない
・背景にある物語を引き出す
・答えを決めつけない

情報編集力を身につけよう

今までは情報を「インプット」してきました。では、インプットした情報をどの様に「アウトプット」すると相手に伝わりやすいものになるのでしょうか?以下のチェックリストを参考に文章を構成してみましょう!

推敲・校正チェックリスト

  • 1文で伝える内容はなるべく1つにする
  • 主語と述語が繋がっている
  • 客観的な事実にもとづいた内容である(書き手の主観を書く際は、それを支える根拠を補足する)
  • 文章を書く「目的」を明確にする
  • 読み手(相手)を意識する(読み手はどんな人か?どうなってほしいのか?)
  • 不足している情報や、客観的に読んでみて分からない部分はないか(例:専門用語はなるべく入れない)
  • 誤字脱字や表記ゆれがないか
  • 写真を使う際は内容を説明するキャプションを用意する

考えて書く習慣を意識し、自分の武器にしましょう!

企業と学生の交流会

後半は、しずおか採用ラウンジに参加した企業の皆さんと交流会を行いました。学生には、講座で学んだことを意識しながら、就活本番前の大人と話す予行練習をしてもらいました。採用担当者の皆さまは、就活生へ聞きたいことをラフに聞くことが出来るように設計しました。

学生からは「地元を就職先として選んだ理由は?」「会社として/個人として目指している目標や夢はある?」など、将来の働き方の参考に、社会人からは「どの様に就活に関する情報を集めている?」「インターンシップに参加するならどのくらいの期間が良い?」など質問をしていました。

C’mon Wakamonでは企業研究にも役立つ、企業取材・記事執筆のアルバイトを募集しています。
「インターンシップに参加してみたい!」「企業への取材を体験してみたい!」という学生さんは、お気軽にお問い合わせください。また、取材を希望する企業様もお気軽にお問い合わせください。


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