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藤枝でオーダーメイドのものづくり~3年目同期が「この地域・この企業でよかった!」と思う瞬間~_ショウケンガリレイ株式会社

食品工場の省人機械をオーダーメイドで提供するショウケンガリレイ株式会社。C’mon Wakamonではこれまでも、その技術力や社員の活躍を紹介してきました。 

2023年に藤枝市善左衛門に新工場が完成した同社は、毎年新卒採用を実施。年々社員数が増え、現在70名ほどが働いています。驚くべきは、社員の3分の1が10~20代の社員ということ!若手がいきいきと働く、活気ある職場です。 

そこで、今回は3年目の同期社員2名にインタビュー。就職を機に藤枝市に移住した朝比奈萌さんと、藤枝市出身・在住の大村春菜さんに仕事のやりがいや、職場の雰囲気を伺います。 

左が朝比奈さん。右が大村さん
朝比奈さん(左)と大村さん(右)
目次

設計課・朝比奈萌さん「オーダーメイドの機械設計」に惹かれて 

ショウケンガリレイの特徴は、営業・設計・製造・制御・アフターサービスまで自社で行う一貫体制。 

このうち、朝比奈さんは”設計”、大村さんは”制御”を担当しています。 
 
富士市出身の朝比奈さんは、神奈川県の大学を卒業後、静岡県内へのUターン就職を希望する中で、ショウケンガリレイの「オーダーメイド」という言葉に心を惹かれたといいます。 

「営業が考えたイメージをもとに、図面を描いて、仕様を決めて、機械として形にしていく。そんな“職人”みたいな仕事がかっこいいなと思ったんです」 

大学では工学を学んでいたものの、食品機械を扱うのは初めて。入社当初は分からないことだらけでしたが、2年目から徐々に仕事に慣れていきました。 

設計図を説明する朝比奈さん
会社案内をする朝比奈さん

印象に残っているのは、煎餅を袋詰めする機械の設計。個包装された煎餅をまとめて販売用の袋に詰める工程を自動化するもので、煎餅を素早く、しかし割らずに、袋に入れる工夫が求められました。 

「煎餅が通る筒の内側を滑りやすいようにコーティングしたり、角度を何度も調整したり、小さな工夫を繰り返しました」 

真剣な表情で語る朝比奈さん。 

「エビの煎餅だったのですが、実際の商品を使って試作するので、毎日エビのいい匂いに包まれていましたよ」と、明るい一面も見せてくれました。 

営業がクライアントからヒアリングした構想をもとに、図面に落とし込み、製造・制御の仲間たちと連携して形にしていく。 

自分が描いた図面が少しずつ組み上がり、実際に機械として動いているのを目の前で見ると嬉しいです!

就活中に感じた「オーダーメイドってかっこいい!」という憧れは、入社してからも変かわることなく、自分の仕事に誇りを持ち続けています。

制御技術課・大村春菜さん「苦手なことを得意にしない?」採用担当者に導かれて 

制御技術課の大村さんは藤枝で生まれ育ち、工業高校での学びを地元で活かそうと同社に就職しました。 

主な仕事は4つ

  • 設計担当から受け取った図面をもとに、必要な電圧や電流を計算する電気設計。
  • その設計にもとづいて、機械の動きをコントロールする「制御盤」の中身の配線。
  • 次に、完成した制御盤と機械本体への配線。
  • 最後に電気を通し、プログラムを入れて動作確認。
制御課が行ったきれいな配線

今では一人前の大村さんですが、実は高校時代は制御の授業に苦手意識があったそう。そんな大村さんを後押ししたのは、就職活動中に出会った同社採用担当の片山聡さんの言葉でした。 

「苦手なことを得意分野にしない?」

前向きな考えにハッとし、「苦手なことを苦手なままにしておくのはよくない」とコツコツ勉強を続けました。成績も徐々に上がり、仕事にしたいと思い入社を決意。  

大村さん(左)と採用担当の片山さん(右)
大村さん(左)と採用担当の片山さん(右)

「家族も『自分のやりたいことをやってみたら』と応援してくれて、飛び込むことができました」と当時を振り返ります。

  今ではすっかり仕事に熱中。 

お客様の工場に搬入して問題なく動いた時は、頑張ってよかったなと思います!

若手が多い居心地の良さ「上司に相談しやすい」「広々とした部屋でランチ」 

ふたりのお気に入りの席、窓際。
ふたりのお気に入りの席

2人は同期入社ですが、朝比奈さんは大学、大村さんは高校を卒業して入社したため年齢は離れています。それでも「なんでも話し合える関係です」と仲のいい様子。 

昼休みに利用するという会社のコミュニティスペースを訪れると、「いつもここでお昼を食べます」と2人のお気に入りの席を紹介してくれました。 

会社全体の雰囲気は、若手社員が多く、日頃から声をかけやすい風通しの良さがあるそう。もちろん、ベテラン社員もそばで見守ってくれているので、困ったときにはしっかり支えてくれます。 

藤枝で自分らしく働く・ともに成長していく 

藤枝市出身の大村さんは、市外の高校に電車通学した経験から「遠くに通勤するのは大変では」と思い、地元のショウケンガリレイを選びました。 

応援してくれる家族のいる自宅から通いやすく、社内の雰囲気もいい。スイーツ、電車、乗り物など趣味もたくさんあるため、プライベートも思いっきり楽しみます。 

「藤枝にはおいしいスイーツのお店がたくさんあります」と笑顔で教えてくれました。 

一方、就職をきっかけに藤枝に移住した朝比奈さんは、「都会すぎず、でも必要なものはしっかりそろっていて住みやすいです」と話します。同社の住宅手当制度が手厚いこともうれしいポイントだそうです。 

それぞれの道からこの会社に入社した2人。同期として、一緒にものづくりに向き合いながら、成長の日々を歩んでいます。 

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