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「失敗は、失敗ではなく“学び”なんだよ。」イキイキ働く職員を紹介!———嬰育会インタビューVol.2

入社4年目 ワカモン先輩 山田ななほさん

 生まれも育ちも焼津市。ダンス歴はなんと4歳から。そのダンススキルは常に子どもたちの注目の的。好きなことを仕事にいかすことができているななほさん。この仕事に就くまで、そして就いてからの苦悩などのお話しを伺ってきました。

失敗とは学びであること

 大学1年のときに、実習で第三ゆりかご保育所を訪れました。初めての実習に不安を抱き、その予感が的中したかのように、実習中に失敗をしてしまいました。職員に怒られてしまうのではないかと恐れていたのですが、職員は失敗したことに怒るのではなく、励ますような言葉をかけてくださったそう。

「失敗は、失敗ではなく“学び”なんだよ。」

その言葉は深く心に刻まれ、当時付けていた日記は今でも大切に保管しているそう。
困ったときに助けてくれる仲間がいる職場であることを実習で感じたななほさん。その職場が最終的にななほさんの就職先になるとは、そのときは知る由もありませんでした。

人生最大の決断

 実習では、さまざまな施設や学校に行きました。人と向き合う仕事を体験するなかで、

「中途半端な気持ちでやり過ごすごとはできない。やるからには途中で辞めたりしないよう、その職場でまっとうしよう。」

と決心。そのため、就職先をどこにしようか、これまでの人生のなかでいちばん悩んだそうです。そこでふと、一番初めに実習で伺った、第三ゆりかご保育所のことを思い出しました。
子どもと職員との関係性が良かったことや、困ったときに助けてくれる仲間がいる職場であることが最終的な決め手となりました。

仕事を始めてからの苦悩と学び

 発表会などの行事を、保護者に見せるための完成度に持っていくまとめがとても大変。綿密な予定を年度初めに立てるのですが、入社当初は何から始めてよいのかわからず、後回しにしてしまうことも。そうしてしまうことで、園児たちにも大変な思いをさせてしまったことに気づき、早めに計画を立てるよう心がけ、自然と動けるようになったのは、入社3年目を過ぎたころだそう。

 コロナ禍になってから就活をした世代だったのもあり、研修でないと得られない細かな指導を受けられなかったことで、自分の力不足を感じたそう。現在は、研修も徐々に受けられるようになり、想像以上に心に響く学びが多いとのこと。その学びを子どもたちの前で披露できるよう、自宅での練習をしてから実践するというスタンスでスキルアップを心がけています。勉強はあまり得意ではありませんが、子どもたちの笑顔を想像すると努力の積み重ねは苦ではなくなります。

ななほさんからワカモンへエール!

 視野を広げて自分に合ったものを見つけることをおすすめします。実際の現場(施設や会社)に入って研修や体験することで、想像の中では自分に合うと思ったものと、実際に合うものは異なるということに気がつくと思います。就活は根気もいるので、リフレッシュしながら挑戦してみてください!

編集員から見たななほさんの魅力

 若さあふれるキラキラした大きな瞳を輝かせながら、仕事に対する思いをしっかりと語ってくださったななほさん。得意なダンスを仕事にいかすことで、苦手なこともカバーできるようになったそう。やりたいことを表現できる職場環境は、子どもたちの過ごしやすさにも繋がっていくのではないかと感じました。

執筆者: 本田秋江 (C’mon Wakamon編集部)
生まれも育ちも嫁に行っても藤枝市。高校卒業後、進学のため上京。
学生時代はディズニーシーの立ち上げや造形製作に携わる。新卒でNHK入局。番組CG制作を担当。その後、ゲーム会社にてキャラクターデザイン製作に携わるも、30歳を機に帰静。CM制作ディレクター、雑誌の編集デザイナーを経て、30年続けているヨガの勉強をしに渡印。インストラクターの資格を修得。IT企業や広報を経て、2017年「クリエイティブスタジオ赤飯」創立。事業内容は広告・パンフレット等、紙媒体を中心としたデザイン製作。趣味はヨガとポタリング。

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