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働くひと紹介———㈱扶桑工業インタビューVol.2

建築物や土木工事の基礎部分になる地質調査用のボーリングマシンの開発・製造、販売を行う株式会社扶桑工業・機械事業部。前回に引き続き、機械事業部で働く若手社員にインタビューしました。

プロフィール

お名前 井上太貴(いのうえたいき)氏
ご出身 島田市伊久美
学校 島田工業高等学校 機械科(2022年度)卒業、部活は水泳部に所属
父親が車やバイクをいじっていた影響か、小学生の頃から車が好きだった。高校に入り、自動車工学の原動機、特に実習の時間に原動機の分解、組立てが好きだった。先生の教えで心に残っていることは、「仕事が始まっても勉強だぞ」と、今まさに実践をしている。 
趣味等(好きなこと)
愛車マツダCX5で休日はドライブ(先日は伊豆に行ってとても楽しかったと話す)。
音楽鑑賞、好きなミュージシャンは、なんとデビュー45周年のサザンオールスターズ。

この会社にどうして入社したのか、どこに魅かれたのか?

 作っているものが特殊で、なおかつ将来的にも需要があるということです。

 工業高校の先生が、「中小企業でも、技術が高くマーケットを独占している会社もあるぞ。」と聞いていました。地元の合同企業説明会で当社の「ボーリングマシン」の話を聞いたとき、まさにそれだと感じました。

 事実、小型調査用ボーリングマシンは全国3社が扱い、シェアは拮抗しています。マシンのカスタマイズが多く、顧客からの信頼は厚いです。

 また、2022年台風15号が静岡に被害をもたらした時、家の近くの道路が陥没しました。水害があった後は、必ず地質調査、ボーリング工事が行われます。先日わかったことですが、その時、家の近くでボーリング工事をしていたのは、今の会社の取引先の社長でした。

堀川氏と井上太貴氏
2022年度台風15号による道路陥没

今は、どんな仕事をしていますか?(現在の仕事内容)

ボーリングマシンの組立や機械の修理や、ツールス(この業界ではツールではなく、ツールスというらしい)の組立、ポンプの組立です。当社は、「地中を掘削するボーリングマシンなどのカスタマイズ設計に強みがあり、通常1つの案件を1人の技術者で担当しています。」なので、工場のラインの作業とは違い、自分で一つ一つ完成させるのがよいと感じます。

今の仕事・会社に対しての気持ちはどうですか?

ツールスの組立等大変なこともたくさんあるけど、それ以上の楽しさがあります。例えば「ウォータースイベル」という一つのツールスがあるが、ようやく7分で組立ができるようになりました。いままで時間がかかったものができるようになる。できなかった事ができるようになるのが楽しく自信になります。(ただし先輩は4分で組立てる、さらなる挑戦は続いている。)また、残業は少なく、プライベートな時間を有意義に過ごせ、充実しています。

ボーリングマシンの調整
ウォータースイベルの組立

会社のいいところ(好きなところ)はどんなところですか?

会社の上司や先輩たちが明るくて、丁寧に教えてくれます。職人肌の人が多く「俺の背を見て学べ」的な雰囲気もありますが、一度入ったらはまる! とても熱心に教えてくれます。

これからの希望(仕事でも個人生活でもなんでも可)

お客さんからの信頼を得られるような仕事をしたい。
先輩にMさん、Aさんという方がいます。先日修理した機械の顧客が「新品みたいになった。Mさん、Aさん有難う」と言った。会社名でなく、個人名でお礼がありました。
とても感動し、私もそうなりたいと強く思いました。

「藤枝のワカモン」にひとこと

学生の時は学生にしかできない色々な体験があります。社会人になったら社会人にしかできない体験もあります。今、学生を全力で楽しんで、楽しい社会人生活を送ってほしいです。

執筆者:勝右衛門(C’mon Wakamon編集部)
静岡出身、大学は東京。会社員人生において、様々な経営者、従業員の生き様を感じてきた。編集員として、地元での生活、就職、自己実現の可能性を探りつつ、地元企業の目指すことに着目し取材を届けたいと考える。

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