つらい経験をバネに人々に寄りそう令和のナイチンゲール
代表の寺田さんは介護保険制度がはじまるころ、鍼灸マッサージ師として病院勤務をしていた。病院での業務はリハビリだったがやがて介護保険制度とともに、介護へと広がっていく業務を追い風に独立。
患者は主にお年寄りや難病をかかえた方、障がいのある方。いずれも病院や施設への通いが困難な方に対して施術をおこなっていた。しかしそこには、からだや病気の症状が終末期の方がほとんど。せっかくお会いできても2週間でお別れをした悲しい経験も味わった。
そこで寺田さんは、こう考えるようになった。
『もっと不健康になる前に、なにかしてあげられないか、予防はできないものか。』
だれかの困ったを救いたい気持ちが現在のA-styleにつながっている。

だれもができる健康維持に特化した事業
A-styleは2019年に開業。世界中を震撼させたコロナウイルスにより、人びとの健康に対する意識が高まった。コロナ禍で企業の活力や人々の健康状態が低下していくなか、A-styleはマイナスをプラスに替えるよう、みんなの健康維持に寄りそい、それぞれに合ったプランを提供。
50~60代のかたを中心に、ストレッチ体操の指導や鍼灸・あん摩マッサージの経験をいかしたストレッチでカラダをケアする事業をおこなっている。
特に力を入れている『健康維持支援』は企業や学校に出向し、ヘルスリテラシーを向上するためのお話会を開催。企業向けには、仕事場でもできるストレッチ体操を推奨している。
高校生のときにつちかった「人材採用方針」?!
寺田さんの経営の基盤は、学生時代のアルバイト先で学んだことがいしずえになっている。アルバイト同士でも教えあえるよう、教育の仕組みに特化した環境づくりは仕事のやりやすさにつながると学んだ。経営側に立つようになってそれをいかすことができている。
入社後の教育は、主にお客さまの気持ちを考える勉強会を開催。それぞれの『得意をいかした仕事』をスタッフ同士でカバーしあいながら仕事の割りふりをしている。

インターンシップは現在募集していないが、医療関係の学生にまずはアルバイトからはじめてもらい、ゆくゆくは社員に昇格する流れが理想の働きかたとのこと。有償で働くことでたがいの意識が変わるので、ぜひA-styleの事業に興味のある学生の挑戦をお待ちしております。
3つの顔をもつ現役アスリート

Yさん 女性 20代 柔道整復師
Yさんは、A-styleのスタッフ以外に介護とサッカーのトレーナーの仕事をしているトリプルワーカー。個人の活動としては、ブラジリアン柔術大会の優勝者という現役アスリートの顔を持つ。
A-styleの仕事は生きがい。介護の仕事は生活の基盤。サッカーのトレーナーはあこがれ。仕事もプライベートもバランスよく両立させる現代の生き方『ワーク・ライフ・バランス』のまるで手本のよう。
そんな働きかたを実現させてくれたA-styleとの出会いはインスタグラム。YさんにとってA-styleは人生の一部になっている。
はたらくワカモンへエール!
インターネットやメディアからの情報により、偏見や思いこみに惑わされやすい世のなかになりつつあります。先入観を持つのではなく、自分にとってなにが本当に大事か、ゆずれない思いをしっかり自分と向きあって考えることをおすすめします。


ワカモン編集部からの感想
ヘルスケアは、病気になってからするものではなく、予防が大事であるということ。
寺田さんのヒトを思う気持ちがいっぱいつまった居場所は、お客さまにとっても、スタッフにとっても心地よい空間であると感じた。



執筆者: 本田秋江 (C’mon Wakamon編集部)
生まれも育ちも嫁に行っても藤枝市。高校卒業後、進学のため上京。
学生時代はディズニーシーの立ち上げや造形製作に携わる。
新卒でNHK入局。番組CG制作を担当。その後、ゲーム会社にてキャラクターデザイン製作に携わるも、30歳を機に帰静。
CM制作ディレクター、雑誌の編集デザイナーを経て、30年続けているヨガの勉強をしに渡印。インストラクターの資格を修得。
IT企業や広報を経て、2017年「クリエイティブスタジオ赤飯」創立。事業内容は広告・パンフレット等、紙媒体を中心としたデザイン製作。
趣味はヨガとポタリング。