フロント業務をされている近藤さんは4年ほど前に株式会社藤枝パークインホテルに⼊社しました。それ以前もホテルにお勤めされていました。
「お客様からありがとうと⾔ってもらえるのが嬉しくて、ずっとホテルに勤めています」
近藤さんは笑顔で⾔いました。
ホテルのフロント業務は、電話応対・予約受付・チェックイン・チェックアウトの⼿続きなどがありますが、ここではそれだけにとどまりません。近藤さんはホテルのコンセプトや企画の提案もされるそうです。
「フロント業務でも企画の提案や企画実現へ向けた活動に参画できます。アイデアはみんなで出し合って、良いものは採⽤されます」
近藤さんの提案した《藤のまちのやさしいビジネスホテル》というコンセプトに沿って、客室や館内の内装は、やさしさをテーマにした空間に統⼀されています。
ホテルという形態ですから、ほとんどのお客様は⼀泊するだけです。お客様と接する機会はチェックインとチェックアウトだけの場合がほとんどです。そんな短い時間の中でいかにお客様の⼼をつかむか、これはホテル業務の特徴であり、この仕事の醍醐味でもあるような気がします。
「そんな短い間でも、お客様に『ありがとう』と⾔われたり、名前を覚えてもらえたりすると、本当に嬉しくなるんです」
ホテルフロント業務の仕事は、決して話すことが好きだったり得意だったりする⼈でなくてもいい、と寺島社⻑は⾔います。ホテルサービスの業務をするのに話し上⼿は必須では無いそうです。だから話すことが苦⼿でも⼤丈夫、ホテルの業務に興味があれば是⾮挑戦して欲しいと思います。
お客様に喜んでもらい、⾃分も嬉しい気持ちになる。そうして、⾃分も会社も成⻑していく。
ホテルサービスの仕事は、これから社会⼈になろうとしているあなたの将来を明るくし、⽇々の⽣活を有意義なものにする可能性があると感じました。
近藤さん、寺島社⻑、ありがとうございました。
執筆者:武田宗徳(C’mon Wakamon編集部)
藤枝生まれ藤枝育ちの二児の父。20年ほど続けてきたサラリーマン生活に終止符を打ち、現在は執筆業を中心に活動している。
関連記事
-
株式会社藤枝パークインホテル
会社のスローガンが「BE HAPPY」。サービス業を通じて、スタッフや地域、もちろんお客様も幸せになるような活動をすることを基本としてこれまでもこれからもチャレンジし続ける会社を目指します。 -
やさしいホテルサービスとは———藤のまちのやさしいビジネスホテル 藤枝パークインホテル
1982年創業。40年以上前から藤枝にあるホテルです。 地元アーティストの絵画や写真作品を採用したり、隣接レストランは個人店であったり、”えだっこ”ステッカーをコラボ制作するなど、個性的なアイデアを柔軟に実現しています。ビジネスホテルでありながら親しみを感じます。 三代目社長、寺島雅之さんにお話を伺いました。 「チ… -
「短い時間で⼼をつかむ」藤枝パークインホテルフロント業務 先輩インタビュー
フロント業務をされている近藤さんは4年ほど前に株式会社藤枝パークインホテルに⼊社しました。それ以前もホテルにお勤めされていました。「お客様からありがとうと⾔ってもらえるのが嬉しくて、ずっとホテルに勤めています」近藤さんは笑顔で⾔いました。 ホテルのフロント業務は、電話応対・予約受付・チェックイン・チェックアウトの⼿続…