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SDGsを肌で体験!ワクワク♪の工場見学———㈱焼津ミールインタビューVol.2

SDGsを肌で体験!ワクワク♪の工場見学

学生や行政向けに公開している工場見学に、編集員が特別に就活生に代わって職場見学に行ってきました!工場見学は学生時代に製菓会社へ行ったことがあるくらいだったので、大人になってからの工場見学はワクワクしました。

工場見学のときは白い不織布を着て、頭と靴も専用のものを被り、履きます。

水産加工工場より1時間以内に大型トラックで運ばれてきた水産資源を、フォークリフトで搬入しているシーン。

冷凍された水産資源。これはマグロの頭だそう。
原料(水産資源)受け入れタンク

煮熟機(原料を煮る)→圧搾機(原料を絞り固形分と液体分に分ける)→スチーム式乾燥機(固形分を乾燥する)→遠心分離機→加熱という工程を経て、食用油脂に。

魚油を使ったサプリメント
肥料・飼料用の魚粉

水産資源は、飼料用魚粉、魚油、濃縮エキス、ソリューブル(粉末または顆粒状<かりゅうじょう>にしたもので湯を加えると溶解して液体として再生するもの)に生まれかわるそう。

魚は身を食べるだけでなく、水産資源として飼料用=牛や豚が食べるもの、肥料用=野菜やくだものの栄養に代わり、魚油は食用油として再生される。そしてまた形を変えて食料として、人間の口へ運びこまれる。

加工処理後の排気はオゾン排気洗浄装置でにおいのない気体として自然に還し、汚水は排水処理をして川へ、そして海へ還すそう。すべては海からはじまり、海に還る。ずっと再生しつづけることは、まさにSDGsの持続可能な開発目標そのもの。

取材を終えた編集員からの感想

焼津ミールさんは約60年前からSDGsをはじめていたことになる。時代のパイオニア的存在である企業は、当時の苦労は計り知れないものだっただろう。特に環境問題は地域の方々への配慮や理解が必要とされるなか、みんなで協力しあいながら共存していこうという姿はとても勇ましく感じた。

学生の皆さんも、気になる企業があったら、工場(現場)見学やインターン制度があれば、実際に見学したり働いてみたり肌で感じてみることをおすすめします! 想像以上のものを得られることまちがいなし!

執筆者: 本田秋江 (C’mon Wakamon編集部)
生まれも育ちも嫁に行っても藤枝市。高校卒業後、進学のため上京。
学生時代はディズニーシーの立ち上げや造形製作に携わる。
新卒でNHK入局。番組CG制作を担当。その後、ゲーム会社にてキャラクターデザイン製作に携わるも、30歳を機に帰静。
CM制作ディレクター、雑誌の編集デザイナーを経て、30年続けているヨガの勉強をしに渡印。インストラクターの資格を修得。
IT企業や広報を経て、2017年「クリエイティブスタジオ赤飯」創立。事業内容は広告・パンフレット等、紙媒体を中心としたデザイン製作。
趣味はヨガとポタリング。

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