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「扶桑工業でなければ」と言われる製品づくり~社会を支える地質調査マシンの世界~

学生の皆さん、こんにちは。生まれてからずっと藤枝市在住、今年成人する息子を持つ専業主婦の笑子です。

2025年1月に、藤枝工業団地の中にある株式会社扶桑工業・機械事業部を訪問しました。
創業から62年、確かな技術と実績で、社会に必要とされる地質調査マシンを作り続けている同社の総務・堀川さんに取材しました。

目次

地質調査を支えるボーリングマシンメーカー

ボーリングとは、地面に円筒状の穴を掘ることを指します。

建築や土木工事において、地盤の状態を確認するために行われる「ボーリング調査」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? これは、地層を掘削して土や岩石を採取し、地質を調査する重要な作業です。

この地質調査用のボーリングマシンを製造している企業は、全国でも数社しか存在しません。

そもそも、地質調査はなぜ必要なのか?

「実は、数十メートル離れた場所では全く違う地質になっていることもあるんです。」と堀川さん。

イタリアのピサの斜塔をご存じですか?本来真っすぐに立てるはずだった建造物ですが、建築中に傾き始めました。理由は地盤が弱く、南側の土地が沈下してしまったからです。まさに地質が違っていた、ということですね。

↑堀川さんが取材時にご用意くださったスライドを引用させていただきました。
このような、わかりやすい例を使って小学校で講演を行う等、社会貢献にも力を入れていらっしゃいます。

入念な地質調査は重要だということがよくわかります。特に日本は複数の地層プレートがあり、災害大国日本と呼ばれることも。だからこそ、安心・安全のために地質調査は必須だと感じます。

つまり、この仕事は無くなることはなく、今後も確実に需要がある業界なのです。

技術革新への飽くなき挑戦

身近な場所の他にも、道のない山の中でも地質調査の需要はあります。例えば5G・6G時代の通信アンテナ設置の対応等です。けれど300~400㎏もある重いボーリングマシンをどうやって運ぶのかが問題となります。

「分解できるボーリングマシンならドローンで運べる!」お客様の『出来たらいいな』+扶桑工業の『新しい視点・技術』が未来へつながる新製品を生み出します。

特許を取得した技術も持ち、それに甘んじることなく更なる革新、より豊かな生活が出来る社会貢献の為、日々精進している真摯な姿を見せていただきました。

「扶桑工業さんでないと!」と言われることも少なくないそうです。これからも顧客要望に柔軟な対応で、満足度の高い製品を提供し続けることでしょう。

未来を見据えて

取材対応をしてくださった堀川さんは

「今の常識が覆る日は近いのかもしれない将来は、人が遠隔操作するだけでマシンやロボットが地質調査を行うようになるかもしれない。そうなれば、新たな制御技術やデジタル技術も必要になってくる。ただ製品を作るというのではなく、そのマシンを、未来を作るという将来を描きながら、扶桑工業で共に働ける若い力が欲しい」

と語ってくださいました。

設計やモノづくりに興味がある学生大歓迎

同社では機械技術はもちろん、電気系統やコンピューター技術を持つ人材の採用も視野に入れています。
人口減少時代を迎える中で、単純に人を増やすのではなく、新しい技術と発想を持つ「未来を創る仲間」を求めているのです。

学生向けの説明会など、最新情報はリクナビ2026へ

https://job.rikunabi.com/2026/company/r281312019/

中途採用をご検討の皆さま

扶桑工業ではWEBにて企業説明会を随時実施しております!
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https://en-gage.net/kk-fuso_saiyo/

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https://www.instagram.com/fusojp_official/

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