静鉄不動産に聞く! ひとり暮らしのアパート、住まいの楽しみ方
新社会人になると同時に、ひとり暮らしをスタートされる方もいらっしゃると思います。そんな初めてのひとり暮らしをされる方へ、家を決めるときに知ってしておきたいポイントを編集部が静鉄不動産に取材してきました。
ひとり暮らしの家賃の相場とは?
ひとり暮らしの家賃目安は収入の3分の1がベストといわれていて、藤枝市のひとり暮らし向けの物件の家賃相場は5万円前後くらいが相場になるかと思います。住む地域や広さ、築年数にもよりますが、だいたい1R(ワンルーム)や1K(ワンケー)の相場です。
初めてひとり暮らしをされる方や単身の方向けには、このくらいがちょうどよかったりします。
※ワンルームは、キッチンと居住空間の間にドアなどの仕切りがない部屋。ワンケーは、キッチンと部屋のあいだにドアなどの仕切りがあり、独立したキッチンがある部屋。
どうやって家って決めるの?
家賃の安さ、駅から徒歩何分、広さなど、なにを基準に家を決めればいいのかわからない…。そんなひとり暮らしのビギナーさんには、まず自分の生活スタイルを見つめ直すことがおすすめ。
場所は駅から徒歩5分圏内だとといい、車を常用するから駅から多少遠くてもいいなど。人によって生活スタイルは異なるので、まずはどんなことが重要か優先順位を書き出してみるとよいでしょう。
※徒歩1分は道路距離80mの目安です。
家を決めるにあたって注意したほうがいいことは?
内見する際に、物件のエントランスや階段などの共有スペースや掲示板などがあれば、チェックしてみるとよいでしょう。物件の管理が行き届いているか確認することができます。また電車通勤を考えているかたは実際に駅まで歩いてみたり、スーパーマーケットやコンビニなど生活するうえで必要なお店が近くにあるか物件のまわりを歩いてみたり、周辺環境をあわせて確認することをおすすめします。
家賃以外にも、敷金、礼金など入居するのにかかる費用ってどのくらい?
よく耳にする敷金・礼金。どちらも入居時に大家さんへ支払うお金のことをいいます。敷金・礼金の相場は地域や物件によってさまざまですが、敷金は家賃の1~2ヶ月分、礼金は家賃の1~2ヶ月分と考えておくとよいでしょう。
敷金は大家さんに担保として預けるお金のため、退去のとき修繕費がかかったりすると必要に応じて使用したり、家賃の滞納があるときにも使用されたりするお金です。
もちろん直すところがなければ修繕費はかからないので、使わなければ戻ってきます。
礼金は大家さんに支払うお礼のお金です。お礼なので返ってきません。
物件によってですが、管理人がいたり、設備などの維持管理費用として管理費が発生する物件もあります。
また、共益費は物件の共有部分に使うお金で、エレベーター、廊下の電気などの管理や共用部の清掃費などに使うお金です。
家具家電付き、インターネット使用料込みなどの物件もあるので、こだわりがなければ家具家電付き物件を選ぶと初期費用の節約にもなります。
基本的に駐車場代は別途料金がかかるところが多いです。
保証人がいなくても借りられるの?
物件にもよりますが、最近は保証会社を利用し借りることができる物件が多いです。保証人の代わりになってくれるのが保証会社です。審査が通ったうえで決められた保証料をお支払いすることで、物件を借りることができます。
もし壁とか破損しちゃったときどうすればいいの?
内緒にしないで、管理会社または大家さんに報告しましょう。敷金から支払われたりします。また災害時に浸水や破損した際は、契約時に火災保険や家財保険をセットで保険加入することが多いので、そこからまかなうことができることもあります。(※補償範囲によります)
解約したいときどうすればいいの?
物件によって異なりますが、だいたい退去の1か月前に解約のお申し出をします。急な転勤などですぐに引っ越しが必要な状況のときは、解約ができる日までの分の家賃をお支払いすることもあります。賃貸借契約書でとり決めがされているので、あらかじめ確認しておくことが大切です。
ひとり暮らしをするワカモンへエール!
はじめてのひとり暮らしは、わくわく感もあれば、不安なこともありますよね。
そんなときは、信頼できる不動産屋さんへ些細なことでも相談してみてください!
家を決めるときは慎重に、かつ自分の生活スタイルをしっかりと見つめ、自分が大切にしたいことなど優先順位を書き出すとよいでしょう。快適なひとり暮らしを楽しんでください。
静岡鉄道㈱ 不動産ソリューション事業部 入社7年目 大橋美咲さん
Facebook https://www.facebook.com/shizutetsu.oden
ホームページ https://oden.shizutetsu.net
執筆者: 本田秋江 (C’mon Wakamon編集部)
生まれも育ちも嫁に行っても藤枝市。高校卒業後、進学のため上京。
学生時代はディズニーシーの立ち上げや造形製作に携わる。
新卒でNHK入局。番組CG制作を担当。その後、ゲーム会社にてキャラクターデザイン製作に携わるも、30歳を機に帰静。
CM制作ディレクター、雑誌の編集デザイナーを経て、30年続けているヨガの勉強をしに渡印。インストラクターの資格を修得。
IT企業や広報を経て、2017年「クリエイティブスタジオ赤飯」創立。事業内容は広告・パンフレット等、紙媒体を中心としたデザイン製作。
趣味はヨガとポタリング。
暮らしだって楽しみたい!ワクワクの一人暮らし!
実家暮らしもいいけれど、せっかくならば一人暮らしもしてみたい。
そんなワカモンを応援したい!
一人暮らしの経験のある先輩に、編集員が直撃取材! 10の質問を聞いてきました。
第一回目は、特別養護老人ホーム 高麓の佐藤さん
焼津市の高草山にほど近いところにある特別養護老人ホーム 高麓のキャッチコピーは
自分らしく生きる介護と働き方。
お話を伺った佐藤さんは、会った瞬間にパッとその場が明るくなるような笑顔の素敵な先輩ワカモンでした。
シフト制で夜勤もあるお仕事で、疲れて家事をするのも大変な時もあるという事でしたが自分で選んだ仕事も生活も、どちらも自分らしく楽しんで毎日を過ごしていらっしゃるのが伝わってきました。
そんな佐藤さんに早速「一人暮らしについての10の質問」にお答えいただきました。
自分のペースで暮らせる。 お母さんのありがたみがわかった。
家事全般は自分しかやる人がいない(笑)
職場の近くを第一の条件にした。通勤手段は車。あとは徒歩圏内にコンビニやスーパーなどがあるかどうか。
できるときは自炊している。お弁当も作る。たまに、スーパーやコンビニのお弁当を買ったり 職場のみんなと食事に行ったりもする。
まだ持ってないけど自動の乾燥機付き洗濯機があると便利だろうと思う。
あとは、動画を見れるTV YouTubeなどを見る為
暖房器具。余分に服を着たりすれば意外と乗り切れる。
3割~4割くらい。
友達と電話したりほぼ家にいる。たまにごはんを食べにいくが、近場が多い。
お気に入りはYogibo
家事など一人でやる事に慣れるまで大変さはあるが、慣れれば楽しいですよ!
ただ、スマホの充電だけは気をつけないと充電切れてアラームが鳴らずに遅刻するので気をつけて。起きられる目覚まし大事です。笑。
佐藤さん、ありがとうございました!
執筆者: はまり。 (C’mon Wakamon編集部)
お隣の市に住む私から見た藤枝の素敵なところ、市民じゃなくても思わず自慢したくなったこと、よく見たらすごかった!という気づき、などなど小さな事から大きな事まで今、藤枝から離れて頑張っている皆さんとたくさん共有できたらいいなと思っています。