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【お寺を巡る】西光寺(瀬戸川の石仏群)

藤枝の豊かな自然や風景、この町に住みたくなる魅力を伝えるシリーズ企画「藤枝を楽しむ」。編集部員がそれぞれ得意なテーマで連載していきます。

夢で引っ越しをすすめられて移転したお寺

その昔、西光寺は瀬戸川西岸瀬古の獅子ヶ鼻山の山上にあったそう。青島村(現在の青島学区周辺)の渡辺孫次右衛門が、3夜続けて西光寺の移転をすすめる夢を見たことによって、現在の場所へ移転したそう。

木町の庚申さん

昔は庚申(こうしん)信仰という行事がさかんだったそう。地域の人びとから庚申さんと呼ばれ親しまれるようになった。江戸時代には自ら庚申さんの像を彫り上げ、本堂にまつった。境内には、いくつかの庚申塔があり、なかには藤枝地区でもっとも古いものがまつられているそう。

石仏群とのゆえん

瀬戸川にかかる勝草橋上流に位置し、大小五体の石仏がまつられている。そのうち一体は川除地蔵、一体は子安地蔵。どれがどれかを見わけるのは難しいが、いずれも親しみを感じるほがらかな表情である。

明治43年8月。瀬戸川の大洪水により、現在の石仏群のある場所から少し上流へのぼったところの堤防が決壊し、甚大な被害をもたらした。その後、災害犠牲者の供養や災害の再発防止のために石仏群がつくられたといわれている。
8月24日は石仏群の供養の日。管理をされている志太地区の方たちに見守られながら、西光寺のお坊さんに読経をあげてもらい、人びとの暮らしの平穏を願う。

西光寺
藤枝市藤枝3-10-37
藤枝駅北口下車しずてつジャストライン上伝馬停留所降車徒歩2分

石仏群
藤枝市志太3-4-22北方の瀬戸川堤防
藤枝駅北口下車しずてつジャストライン志太温泉入口下車徒歩5分

執筆者: 本田秋江 (C’mon Wakamon編集部)
生まれも育ちも嫁に行っても藤枝市。高校卒業後、進学のため上京。
学生時代はディズニーシーの立ち上げや造形製作に携わる。
新卒でNHK入局。番組CG制作を担当。その後、ゲーム会社にてキャラクターデザイン製作に携わるも、30歳を機に帰静。
CM制作ディレクター、雑誌の編集デザイナーを経て、30年続けているヨガの勉強をしに渡印。インストラクターの資格を修得。
IT企業や広報を経て、2017年「クリエイティブスタジオ赤飯」創立。事業内容は広告・パンフレット等、紙媒体を中心としたデザイン製作。
趣味はヨガとポタリング。

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