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【神社を巡る】#3『月見里神社』

藤枝の豊かな自然や風景、この町に住みたくなる魅力を伝えるシリーズ企画「藤枝を楽しむ」。編集部員がそれぞれ得意なテーマで連載していきます。

旧東海道藤枝宿の通りを少し入ったところにある月見里神社。私は恥ずかしながら、長年のあいだ、“つきみさと”と読むものと思っていた。本当は、“やまなし”と読むのが正解だそう。

名の由来は、山がなく、月がよく見えたことから、“やまなし”と読まれるようになったそう。

いつからそのように読まれるようになったかは不明であるが、いわゆる「DQNネーム」は昔から存在していたということがよくわかる読み方だ。

神社は無人で、最近流行の御朱印も特に見つからず。鳥居をくぐってから境内までの参道は、木々が生い茂っているなか歩くので、夏場でも涼しい。

神社の創立年月日は不詳。再建は約270年前だそう。

月見里神社からすぐのところにある鬼岩寺の門前市が、神社に立っていたと考えられていて、そこに人々が集まったにぎわいによって、のちの藤枝宿に引き継がれていったそう。

月見里神社がなければ、藤枝宿も存在しなかったのかもしれない。そう思うと、現在の藤枝市の発展を作り上げた、中心となった場所といっても過言ではない気がする。

例祭日は10月14日。最近は、年に一度、秋ごろに行われるイベント、「お茶ロード」のときに、月見里神社で市場が開かれるくらいであるが、藤枝の活気の原点と思うと、歴史深さを感じる。

執筆者: 本田秋江 (C’mon Wakamon編集部)
生まれも育ちも嫁に行っても藤枝市。高校卒業後、進学のため上京。
学生時代はディズニーシーの立ち上げや造形製作に携わる。
新卒でNHK入局。番組CG制作を担当。その後、ゲーム会社にてキャラクターデザイン製作に携わるも、30歳を機に帰静。
CM制作ディレクター、雑誌の編集デザイナーを経て、30年続けているヨガの勉強をしに渡印。インストラクターの資格を修得。
IT企業や広報を経て、2017年「クリエイティブスタジオ赤飯」創立。事業内容は広告・パンフレット等、紙媒体を中心としたデザイン製作。
趣味はヨガとポタリング。

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