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就活の迷いを解消するヒント。「この会社・この仕事に決めたわけ」―――士業・製造・福祉業・建設業で働く先輩の声

「将来の仕事ってどんなふうに決めたらいいんだろう」

この職種に就きたい!という夢がある人ばかりではないと思います。

C’mon Wakamonでは、これまでに様々な社会人の先輩たちから入社の決め手を伺ってきました。そこで今回は、地元で働く先輩たちが、仕事を決めたきっかけや入社動機をまとめてみました。就職先選びに悩んでいるあなたに、役立つヒントが見つかるかも。

目次

Case 1:異業種への挑戦が未来を開いた 池田佳通税理士事務所(サービス業)

お話を伺ったのは、2024年に入所した安達渓介さんと岩崎久典さん。どちらも異業種からのキャリアチェンジで、現在は記帳代行や月次監査、法人税の決算報告などの実務を通じて、税理士資格取得を目指しています。

安達さん

焼津出身で実家から通っています。大学卒業後はメーカーへ就職しましたが、経営者である両親をサポートできる仕事がしたいという思いが強くなり、調べていたら税理士という仕事に出会いました。未経験でしたが、思い切って挑戦しました。

岩崎さん

商業高校で簿記を学んだ経験があり、以前から興味がありました。より専門的な道に進みたいと思い、地元の静岡市から通える範囲で求職をしていたとき、事務所の「全員が税理士資格を取得する」という方針に魅力を感じ、入所を決意しました。

あなたの専攻や学部は、必ずしも就職先を決めるための絶対条件というわけではありません。
本当に大切なのは、あなたが何をやりたいかという気持ちです。自分の可能性を信じ、学部や専攻にとらわれずに、本当に挑戦したい仕事を探してみましょう。

ちなみに、所長の池田佳通さんは税務の仕事をしていた父の背中を見て育ち、コツコツと細かい作業が得意な自分の性格にも合っていると感じ、自然と税理士を志すようになったそうです。身近な人がヒントになることも?周りの人たちをじっくり観察してみるのもいいかもしれませんね。

自分の可能性を広げるヒント
・会社の教育体制や、未経験者を受け入れる文化があるか調べてみよう
・自分の「挑戦したい」気持ちを言語化してみよう

Case 2:地元で働くことの安心感とやりがい ショウケンガリレイ株式会社(製造業)

就職を機に藤枝市へ移住した朝比奈萌さんと、藤枝市出身の大村春菜さん。入社3年目を迎えたお二人に入社の決め手について伺いました。

工業高校で学んだことを地元藤枝市で活かしたいと考え、入社を決めたのは制御技術課の大村さん。一方、富士市出身の朝比奈さんは、神奈川県の大学を卒業後、静岡県内でのUターン就職を希望。ショウケンガリレイの「オーダーメイド」という言葉に魅力を感じ、入社を決めたそうです。

大村さん

市外の高校に電車通学した経験から遠くに通勤するのは大変では?と思い、地元のショウケンガリレイを選びました。
応援してくれる家族のいる自宅から通いやすく、社内の雰囲気もいいです。スイーツ、電車、乗り物など趣味もたくさんありますが、プライベートも思いっきり楽しめます。

朝比奈さん

就職をきっかけに藤枝に移住しました。都会すぎず、でも必要なものはしっかりそろっていて住みやすいです。会社の住宅手当制度が手厚いこともうれしいポイントです。

就職先を考えるとき、仕事内容だけでなくどんな場所で、どんな風に暮らしたいかという視点もとても大切です。

「地元での暮らしやすさ」や「プライベートの時間」、そして「家族との繋がり」を大切にした先輩の選択は、きっと皆さんの就職活動のヒントになるはずです。自分が心から「ここだ!」と思える場所が皆さんにも見つかるといいですね。

自分の可能性を広げるヒント
・自分が生まれ育った町の良いところや、どんな地域で働きたいかを考えてみよう
・企業の事業内容が、どんな形で地域社会に貢献しているか調べてみよう

Case 3:実習で見つけた「私のなりたい姿」 特別養護老人ホーム高麓(福祉業)

特養介護福祉士 八木啓太さん、デイサービス職員 外岡百恵さん、特養部介護課長 内野紅さんに、自分らしく働ける仕事をみつけたきっかけについてお話を伺いました。

外岡さん

高校生のときに、この施設で実習したのがきっかけです。その時、先輩方や利用者さんがとても親切にしてくださり、「ここで働きたい」と思うようになりました。

八木さん

2週間の実習の中で、介護福祉士としてお手本にしたい同じ大学出身の職員に出会えたことが理由の1つです。どんなに忙しい時も慌てることなく、誰に対しても優しく目線を合わせてお話をするという姿勢をみて、「自分もこうなりたい」と強く思いました。そんな先輩の仕事を見ている中で「働くイメージ」がはっきりしたというのも決め手です。

内野さん

学生時代は保育分野に関心があったのですが、学ぶうちに高齢者福祉にも興味がわき、進路を変更しました。高麓の法人は保育園も運営しているので、直接的ではなくても、保育と介護の両方に関われると思い、この施設への就職を決めました。

実習や学びの中で、こんなふうに働きたいと思える先輩や、この仕事おもしろそうと感じる瞬間にきっと出会えます。そうした自分のなりたい姿理想の働き方を実現できる企業を探してみるのもいいですね。

自分の可能性を広げるヒント
・職場の雰囲気や人間関係を重視するなら、OB・OG訪問やインターンに参加してみよう
・自分の不安な気持ちを正直に話せる会社かどうか見極めよう

Case 4: 好きや得意を活かして選んだ「形に残る仕事」 (建設業)

(株)小桜建設工業 Aさん

畑違いの前職から中途採用で入社しました。
自分のやった仕事が目に見えてカタチになります。だから楽しいです。

(株)新村組   Mさん

転職して入社2年目です。
最初の就職時には営業職で社会人をスタートさせ、その後の転職では品質管理を経験しましたが、やはり営業職が忘れられず再度の転職を決意しました。 現在は、営業と現場の二刀流で日々奮闘中です。

㈱片山建設   Mさん

中途採用で入社8年目です。
短大で住居デザイン(内装などのインテリアデザイン)を学び、そこでCADの操作力を身につけたことをきっかけに、建設業界に就職しました。現在は、CADオペレーターとして活躍中です。

共通しているのは、仕事に対する熱意と、完成した建物が目に見える形で残るという、建設業ならではの大きなやりがいでした。また、様々な経歴を持つ先輩たちの話から見えてきたのは、建設業が多様な人材を受け入れる懐の深い業界だということ。入社のきっかけは人それぞれですが、未経験からでも挑戦できる、または、これまでの経験やスキルを活かして活躍できるなど、自分の求めるフィールドがきっとあるはずです。

自分の可能性を広げるヒント
・どんなことにやりがいを感じるのか、どんな仕事ならワクワクできるのかを自問自答してみよう
・「これまでの経験をどう活かせるか」という視点を持とう

まとめ

就職を決めるきっかけは、仕事内容への興味、会社の雰囲気、地元への愛着、自分の成長を応援してくれる環境、人それぞれです。

もし今、迷っているなら、自分が仕事に何を求めているのかを考えてみましょう。もし気になる企業が見つかったら、C’mon Wakamonを通じて見学の相談もできます。自分の目で職場を見て、納得できる理由を探してみましょう。

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