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入社4年目、イキイキ働く社員を紹介!———共和食品㈱インタビューVol.2

入社4年目 ワカモン先輩 Oさん

泳ぎ疲れてたどり着いた先は…自己発揮できる貿易事務でした。 

 Oさんは共和食品に中途採用で入社されました。現在、貿易事務を担当しています。最初の就職先は学習塾でした。まったく関係のない異業種から、なぜこの会社を選んだのかお話しを伺ってきました。

見えない性別の壁

 東京の大学で史学科を専攻し、主に日本史について勉強をしました。日本の古い歴史が残る京都など、全国を旅してまわるなか、食べ歩きも楽しみのひとつでした。やがて就活の時期を迎え、どんな仕事に就こうか考えました。

 食べることが好きなことと、両親の出身が北海道なことから、北海道の食品会社にエントリー。ところが就活を続けていくなかで気がついたのは、男性を必要としている会社がほとんどでした。結局、会社が決めた人材の枠に性別の壁を感じ、Uターンで地元静岡の会社に就職することに。

お仕事漬けの日々

 大学時代に社会科の教員免許の資格を取得したことから、学習塾に就職しました。しかし朝から晩まで働き、日付が変わる頃に帰宅する生活を続けていて、ふと自分は何のために地元へ帰ってきて就職したのか考えさせられました。忙しく仕事をするイメージのある都会ではなく、生まれ育った地元でのんびり…のはずが、これではまるで都会と変わらない生活のよう。どうにかその生活を変えようと思っていた矢先、今の夫と出会いました。

転職が天職に

 結婚を機に仕事を辞め、次の仕事を探すために、就職情報サイトに登録をしました。

 かつて働きたかった業種である、食品会社への転職を考えていたとき、サイトの担当者からすすめられた会社が、共和食品でした。

 貿易事務未経験の私でしたが、前職で幸いにも英語の講師をしていたことから、やってみよう!と思い、働くことになりました。

 前職の経験がまさか現在の仕事に活かすことができるなんて、思いもしませんでした。

 これは私にとっては天職なのかもしれません。

入社してからの苦労

 入社していちばん苦労したことは、男性とのコミュニケーションでした。

 私は中高大と、10年間女子校に通っていました。前の職場も女性の割合が多く、男性との会話は業務連絡をするくらいでした。つまりこの会社に入社するまで、男性と世間話をする機会はほとんどなかったのです。

 少しずつですが、仕事を通して会話をするようになり、今では気軽に趣味の話までできるようになりました。そうなるまでには、時間はかかりました。(笑)

貿易事務で身についたスキル

 海外のお客さまとのやり取りをするなかで、ビジネス英語の力を身に付ける機会に触れました。ビジネス英語は、私が塾で教えていた英語とは全くの別物です。ただ、基礎をしっかり学んでいたことで、習得することは全く苦ではなかったです。現在は、中国語を勉強中です。大学で中国語を専攻してもっと勉強しておけばよかったなぁ…と、今になって思います(笑)

ワカモン先輩からエール!

 働くということは、身体が資本です。

 どんなにやりたい仕事があっても、健康でなければできません。これは私自身が身をもって感じたことです。

 地元には美味しい食べ物があり、風景や空気が綺麗で人もあたたかく、自分を健やかに保てる環境がいっぱい詰まっていると思います。

 都会で暮らす学生のみなさんには、是非!健やかに、やりたい仕事に就いてもらえたらと思います!

愛犬のコーギーです。
休日の楽しみは、愛犬とのお散歩やお出かけすることです。

編集員から見たOさんの魅力

 急な取材にも関わらず、快く引き受けてくださったOさん。とてもハキハキと自分の思いを語ってくださったのが印象的でした。初めての業界に加え、慣れない業務をこれまで続けてきた中では苦労もあったと思いますが、苦手なことも自分に取り入れるのが上手で、とってもポジティブな印象を受けました。これからも、世界をまたにかけるグローバルな仕事ぶりを魅せていってほしいです。

執筆者: 本田秋江 (C’mon Wakamon編集部)
生まれも育ちも嫁に行っても藤枝市。高校卒業後、進学のため上京。
学生時代はディズニーシーの立ち上げや造形製作に携わる。新卒でNHK入局。番組CG制作を担当。その後、ゲーム会社にてキャラクターデザイン製作に携わるも、30歳を機に帰静。CM制作ディレクター、雑誌の編集デザイナーを経て、30年続けているヨガの勉強をしに渡印。インストラクターの資格を修得。IT企業や広報を経て、2017年「クリエイティブスタジオ赤飯」創立。事業内容は広告・パンフレット等、紙媒体を中心としたデザイン製作。趣味はヨガとポタリング。

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