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人間関係のよい職場で働きたい! よりよい職場コミュニケーションの取り組みを紹介

 学生の皆さんは自分が将来就職する際に、会社のどんなところに注目しますか? 就職活動における企業選びのポイントは人それぞれですが、例えば、「やりたい仕事ができる」「待遇や勤務条件がよい」「会社の雰囲気や価値観が合う」「社会に貢献できる」などを重視する方が多いようです。今回は、会社の雰囲気や価値観を醸成している「職場のコミュニケーション」について、カモンワカモン企業の皆さんに紹介していただきました。

目次

社員同士のコミュニケーションを大切にしたい。

 小桜建設工業は島田市神座に拠点を構え、主に静岡県中部地域で建築工事を行なっています。

 当社では建物の施工管理業務、営業業務、設計・積算業務、小桜不動産の大きく分けて4つの業務を行なっています。自分の手掛けた建物がお客様に喜ばれ、まちづくりにも貢献する建設業はやりがいのある仕事です。

 弊社では幅広い年齢層の社員が個々の力を発揮して働いており、“チーム小桜”となって「ものづくり」を通して社会に貢献しています。

 私は建物の施工を管理している工務部に所属しています。主な作業は基本的に協力業者さんにお願いするため、私たち工務部は工事がスケジュール通り安全に進行するように業務の管理を行なっています。スポーツに例えると、小桜建設工業=監督、協力業者さん=選手、のようなイメージです。

建物の施工管理を行なっている社員は、各担当現場で業務を行なっているため、会社に社員全員が集まる機会はあまり多くありません。

 そのため、日常的に社員同士のコミュニケーションをとる機会をもっと増やそうと考え、昨年から“Slack”というITツールを活用しています。 Slack内では社員のプロフィールを紹介したり、誕生日を社員全員でお祝いしたりと積極的に多くのコミュニケーションが取られています。

 Slack導入後は以前よりも会社内での会話も増え、会議や社内行事などで社員が集まったときは、社員同士が談笑する場面が多くみられるようになりました。導入から間もないですが、会社全体が今まで以上に活気に満ちあふれています。

 今後も社員同士が多くのコミュニケーションを取り、さらに活気のある職場となるよう取り組んでいきます!

社員同士のコミュニケーションを大切にしたい。
工務部 現場監督見習い 櫻井瞬平(小桜建設工業)

何気ない「思いやり」が職場の空気を創る

 高麓は、生活に支援が必要であり、その方の「望む暮らし」が実現できるよう「“最後まで自分らしく生きる”を増やす」を理念に、入居サービスやデイサービス、ショートステイ、訪問・居宅介護などの複合的な介護サービスを行っています。また、職員も自分らしく輝ける職場づくりをしています。

 メインとなる入居介護部門のコミュニケーションについてですが、介護はチームワークが重要です。仕事中は常にインカムを着用することで、細かなやり取りを瞬時に行うことができたり、日中より職員人数が少ない夜勤の際、不安が増した時などにコミュニケーションを取ったりして安心感を共有できます。そのような職員同士の声の掛け合いが多いことが高麓の特徴かなと思います。私自身も何気ない会話を混じえながら、「今何か困っていることがないかな」と相手を気にかけます。反対に周りの職員も体調や悩みをフォローしてくれる温かさがあります。

新卒で高麓に入職した私は、職場に馴染みやすいと実感しました。若い職員も多く、話し合いの場面が多くあるからでしょうか。年齢関係なく意見を出し合え、年上からも年下からも学べることは多いです。意見をしやすい職場・人間関係は新入職員にも良い職場といえるのではないかと思います。

人間関係は常に悩みが尽きないもの。環境を求めるばかりでなく、自分自身も何気ない会話や相談事を増やしてみるなどで職場コミュニケーションを創ることも大事です。それを職員皆が何気なく行うことで社内の雰囲気が創られるのかもしれませんね。

何気ない「思いやり」が職場の空気を創る
採用担当 山本果林(特別養護老人ホーム高麓)

社内SNSを使った共有型日報で、仲間意識とつながりを

 私は、焼津にあるIT企業・サンロフトで働いています。サンロフトは、Webサイト制作やWebシステム開発、マーケティングなどを通じて、中小企業のDX推進や地方創生、保育職場のICT化支援などに取り組む中小企業です。時流に合わせて事業を発展させており、部門を超えて業務やスキルアップに取り組むことが多いと感じています。

 社内は固定席を持たないフリーアドレス制やテレワークが浸透しています。様々な事業部、多様な働き方があるサンロフトですが、社員たちが部門を越えて協力しながら仕事するために活用しているものの一つが、社内SNS日報です。

 サンロフトでは全社員が社内SNSで日報を共有。共有された日報を閲覧することで、誰がどのような仕事をしているのかがわかり、他者の経験に学ぶことができます。また、日報には、社長や他部門の社員からも「いいね」や「がんばれ」、コメントなどが付いたり、サンクスコイン(感謝の気持ちを示す社内電子通貨)が贈られたりします。新入社員からは、「共感してくれる人がいて安心した」「日報を読んで話しかけてもらえた」などの声が毎年あり、社員たちの共感や承認、助言のリアクションによって、仲間意識とゆるやかなつながりが育まれています。

社内SNSを使った共有型日報で、仲間意識とつながりを
広報・マーケティング部 芦川桃香(サンロフト)


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