新村組の人材採用方針や実際に働くことになったときに必要な資格など、就活生が聞きたくても聞きにくい、常にランキングの上位にある質問を、編集員が代わって聞いてきました!
Q1.どんな人材を求めていますか?
健康で誠実な方。学校で例えると、クラスで目立つタイプより、身の回りをきれいにしている方や、さりげなくまわりに気配りのできる方。新村組の仕事は“縁の下の力持ち”的作業なので、裏方の仕事も進んでできる方を歓迎します。
Q2.どんな方と一緒に働きたいですか?
いろいろな経験をされていて、粘り強い方。日々働く現場が異なると、いろいろなお客先とやり取りを行なうので、相手の思い考えを察することのできる方だと嬉しいです。
Q3.どんなふうに採用を決めていますか?
履歴書と面接で話をして、人がらで決めています。入社してからたくさんの免許を取得していくことになるので、そのなかで成長やよろこびを感じ、自分で自分を更新していける方かどうか。多少コミュニケーションをとるのが苦手でも、得意なことがあればそれでカバーができるので、チャレンジ精神があれば充分です。人間は十人十色、さまざまな考え方や生き方をしてきているはずです。そこに自信を持っている方を採用したいと考えます。
加えて、採用は会社側だけが決めるものではありません。応募される側にも決定権があることを認識しています。
Q4.HPには無資格OK!と書かれてありますが、あらかじめ持っていると優遇される資格はありますか?
最低限、持っていただきたい免許は、普通自動車免許(マニュアル)です。
※ただし、オートマでも入社後に切り替えは可能です。
仕事をはじめてから必要になってくる免許は、移動式クレーン・大型特殊・けん引・大型・中型免許です。受講費など会社負担で取得可能ですが、あらかじめ持っているのであれば、それにこしたことはないです。また、能力と免許の種類によっては、職能手当がつきます。
Q5.仕事内容によって必要な資格は異なると思いますが、どんな仕事(現場)にどんな資格が必要か教えて下さい。
>移動式クレーン→クレーンを操作する作業
>大型特殊→クレーン作業をするうえで移動式クレーンの免許とセットで必要な免許
>けん引→トレーラを運転するため
>大型免許→大型トラックを運転するため
>中型免許→中型トラックを運転するため
Q6.キャリア形成を教えてください。
無資格からスタートしても、会社負担でさまざまな免許の取得に挑戦できるので、あらゆる仕事の幅が広がります。
また、まわりにいる先輩は、いろいろな職業の経験のある方たちなので、いろいろなノウハウを教えてもらえます。大型車は運転だけでなく、整備士の資格を持つ方から、整備のやり方を教わるので、メンテナンスもできるようになります。そして、建設関係の管理技士資格取得を希望する場合は受講者補助もあります。本人が希望した資格を取得できるよう補助しています。
Q7.福利厚生について教えてください。
住宅手当てはございませんが、出張先で長期滞在をする際のアパート代は、会社負担になります。男性の育休制度ももちろんありますが、今のところ(2023年9月時点)育休は3日間有給ですがそれ以降は無給なので、有給休暇を利用される方が多いようです。
他の会社にはない我が社自慢の独自の福利厚生は、『自分磨きに対する費用』です。これは、読書、絵画、スポーツなど、あらゆる趣味に対する補助制度で、ひとりあたり月3,000円まで使用可能です。社員旅行は毎年趣向を変えて実施されます。
従業員親睦会があり、納涼会や忘年会、フットサル等企画しています。
編集員の感想
最近は、呑みュニケーション(お酒を飲みながらコミュニケーションをはかる)こそ、聞かなくなったが、昔は人とのつながりを大事にするためのコミュニケーションツールとして、なくてはならないものだったのかもしれない。今でもたまにある泊まりの出張の時には、皆でごはんやお酒を飲みながら盛り上がるそう。
“人生100年時代”といわれている今、新村組さんのような人と人との繋がりを大事にするビジネスモデルの企業が増えれば“会社創業100年時代”と続くことが当たり前の世の中になる気がする。ただそうなるには、相当な企業努力と地域、人々、社会からの信頼を得なければ実現は難しいのかもしれない。
執筆者: 本田秋江 (C’mon Wakamon編集部)
生まれも育ちも嫁に行っても藤枝市。高校卒業後、進学のため上京。
学生時代はディズニーシーの立ち上げや造形製作に携わる。
新卒でNHK入局。番組CG制作を担当。その後、ゲーム会社にてキャラクターデザイン製作に携わるも、30歳を機に帰静。
CM制作ディレクター、雑誌の編集デザイナーを経て、30年続けているヨガの勉強をしに渡印。インストラクターの資格を修得。
IT企業や広報を経て、2017年「クリエイティブスタジオ赤飯」創立。事業内容は広告・パンフレット等、紙媒体を中心としたデザイン製作。
趣味はヨガとポタリング。
関連記事
-
株式会社新村組
私たち新村組は焼津に創業して100年。地域の方々に支えられてここまできました。この先の100年もどんな状況にも対応できるしなやかな姿勢とたくましい心で、地域の安全と人々の倖せを守っていく決意を胸に、日々励んで参ります。 -
なんでもやってみよう———㈱新村組インタビューVol.1
株式会社新村組といえば、地元を大切にし、100年続いている確かな実績と信頼がある会社。 そんな株式会社新村組を語るうえでのキーワードは「なんでもやってみよう」という言葉でした。 この言葉、チャレンジするという意味だけではなく、コミュニケーションの良さを表す言葉でもありました。 今回は人事の望月さんに話を伺いました。… -
企業理念と歩み———㈱新村組インタビューVol.2
はじまりはくらしのなんでも屋 現在のとび職は、足場を組んだり高所作業をするイメージがありますが、新村組発足当時のとび職は、くらしの『なんでも屋』として、人々が暮らすまちをささえる役割を担っていた。 さらに初代 新村喜代太は、人との繋がりを大事にされる方で、お酒の席では初対面の方にもご馳走する『粋で鯔背(いなせ) 』な方だ… -
人材採用方針———㈱新村組インタビューVol.3
新村組の人材採用方針や実際に働くことになったときに必要な資格など、就活生が聞きたくても聞きにくい、常にランキングの上位にある質問を、編集員が代わって聞いてきました! 採用担当の望月さん Q1.どんな人材を求めていますか? 健康で誠実な方。学校で例えると、クラスで目立つタイプより、身の回りをきれいにしている方や、さりげなく… -
活躍する人の物語———㈱新村組インタビューVol.4
100年続いて今があり、さらに100年続いていくために働く人を大事にし、挑戦を続ける(株)新村組。そこで働く先輩ワカモンの声を取材しました。 (株)新村組と言えば、なんでもやってみよう!をキーワードに 何事にも挑戦し続ける会社です。 その中で今回お話しを伺った入社2年目のMさんは転職組。 最初の就職時には営業職で社会人…