職場を決める上で、実際に働く人の声はとても参考になります。
今回は、職員のケアも行う採用兼総務部長代理 森さんと、スタッフの方の体験をもとに、やりがいを感じるポイントなど生の声をご紹介します。
年齢の垣根を越えたフラットな人間関係
年齢が高い職員の方もいますが、平均年齢が36歳と若いスタッフが多いため、新卒で入っても打ち解けやすいようです。
みんな気持ちが若くいばるような人はいないので、安心して一緒に働けているのだそうです。
施設をより良くしていこうという共通認識の中で、世代の違いを感じることなくフラットに意見交換ができる人間関係は、高麓が特に誇れる点だと思います。
辞めても戻ってくる人が多い
他の職場を見てみたい、違う仕事がしてみたいといって辞める職員もいますが、再びここで働きたいと戻ってくる職員も多くいます。戻ってくる人が多いというのは、この職場が評価されている証拠ではないでしょうか。
これは待遇の良さもありますが、スタッフの人柄の良さが大きな一因といいます。
休んでも心配してくれる。フォローし合える温かい心をみんなが持っているからこそ、子どもを産んだ後も辞めることなく働く人が多いそうです。
働きやすいし、休みやすい
介護業界は報酬があまり期待できないのでは?という見方もありますが、高麗では高い水準に設定されています。
また夜勤があっても、夕方から翌朝まで仮眠を取りながら働く長時間労働ではなく、8時間×月4回程度というのもメリットと感じるとのことです。
有給消化率100%を目指しているのも、職員のケアに目が行き届いている証拠。働きやすく休みやすいことは、これから働く人にとって大きな負担軽減になりますね。
ユニークな「施設内通貨」を知って就職を決定!
面白い取り組みのひとつに、デイサービス施設で使える通貨「ダラー」があります。
利用者さんが能力を鍛え、維持する訓練などをするともらえるお金で、本物の通貨そっくりのリアルな見た目。貯めるとコーヒーチケットやマッサージ等利用者自身にとって価値のあるサービスに使えるもので、これが社会活動の体験に繋がっています。
高齢者の認知機能をサポートできたり、モチベーションアップに繋がったりしているのだそうです。こういった画期的な取り組みが行われているのも就職のきっかけになったというスタッフの方もいました。
入居者の方が心を開いてくれたことに感動!
入居を始める人の中には、自宅で過ごしたい気持ちが強く入居を嫌がる方や、男性スタッフを嫌がる女性の方もいるのだそう。
高麓のスタッフは、どんな相手にも尊敬の気持ちを持ちながら、その方が望む暮らしの実現のため、「最期まで自分らしく生きるを増やす」温かい介護を心掛けて接しています。
笑顔で明るく関わりを深めていくにつれ、徐々に心を開いて「おはよう」「ありがとう」「〇〇さん」などと言ってくれたりすると、本当に嬉しくやりがいを感じるそうです。
取材をする中で、心を開いてもらえた瞬間が一番やりがいを感じるというのが印象的でした。
利用者の方やスタッフ同士のコミュニケーションがとくに大事なので、人と話すことが好きな人や笑顔で接することが得意な人に向いている職場だと思います。
まずは、ぜひ施設見学に行ってみてください。
執筆者:アネモネ(C’mon Wakamon編集部)
藤枝市民歴は40年近く。工場勤務や営業事務の経験を経て、まったく違う畑であるIT業界に入り約10年経つ今も、住みよい藤枝の街を楽しみ、リモートで働いている。
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