前回に引き続き、特別養護老人ホーム高麓で働く職員さんを編集部がインタビュー。通勤の楽しみや服装、自慢の福利厚生など、高麓ならではの特色について取材しました。
通勤だって楽しみたい!会社までの交通手段や通勤途中の寄り道スポット♪
特別養護老人ホーム高麓へ入社4年目のワカモン先輩の原さんは、入社1年目の頃は親の所有する軽トラックで通勤をしていたそう。自宅と職場は同市内にあっても、通勤ラッシュの渋滞にはまると50分はかかるとのこと。1年かけて車の購入資金を貯め、自分好みの車を購入。
帰宅途中の楽しみは、大手コーヒーチェーン店の新作のフラペチーノを飲むこと。ドライブスルーのときもあれば、店内で飲むときも。
職場から近いこともあり、多くの同僚が利用し、まさに高麓のオアシス的スポットでもある。
気分転換はお買い物めぐり
同じく高麓へ入社6年目のワカモン先輩の山本さんは、社会人になってから職場の近くで独り暮らしをしていたそう。職場までは自転車で通い、渋滞に巻き込まれることもなく、通勤時間もさほどかからなかったとのこと。
自宅から職場が近いと、通勤のストレスは少ないが、寄り道する機会も少ない。
そんなときは、気分転換にスーパーをはしごして食材巡りをしたり、休みの日には、好きなアジアンテイストの雑貨屋さんへ行くことが、リフレッシュにもなっているとのこと。
勤務中の仕事着と通勤時のファッションを紹介 ♪
会社支給だと悩まなくていい!でも着心地が…
高麓では事務職以外の方は、会社から支給されたユニフォームを着用している。そのため、何を着ればいいのかわからないという悩みは特にいだく必要はないのだ。
しかし以前のユニフォームは、夏は暑く、洗濯をしても乾きづらいなど、機能性がイマイチな既製品のユニフォームだったそう。より快適に仕事をできるようにという思いから、現在のユニフォームが誕生したとのこと。
声をカタチに
地域とのつながりを大事にしていることから、産学連携により、地元のデザイン専門学校の生徒さんたち協力をしてもらい、ユニフォームのデザインコンペを開催。職員投票で最終的に決まったのが現在のユニフォームである。
蔓延する病原菌から身を守るためにも、「TioTio加工」といって、菌を不活性化させる素材を使った生地を使用。洗濯もしやすく乾きも早い、機能性抜群でデザインもかわいいと職員の間では大好評。おしゃれを楽しみながら働くことは、高麓の理念である、「自分らしさ」に繋がる。
ワカモン先輩のファッションチェック!
通勤時の服装は自由とはいえど、どの程度の自由さなのか。もちろん会社によって基準はさまざまですが、高麓のワカモン先輩のファッションを参考にしてみてはいかがでしょう。
入社6年目の山本さん
昨年度まで介護職を5年経験していた山本さん。4月からは広報の仕事へ。服装もオリジナルユニフォームからスーツ姿へ。コットン素材のパンツとシャツにジャケットをあわせ、堅すぎない着こなしのカジュアルスーツ姿は、会う人に柔らかい印象を与える。
通勤時の私服は、エスニック柄のロングワンピースを羽織った大人っぽい服装。流行のファストファッションを中心に、オンラインショップで購入することも。家族と服をシェアして着ることもあるそう。
入社4年目の原さん
栄養士の原さんは、仕事のときはオリジナルユニフォームを着用。通勤時はプライベートでそのまま遊びに行けそうなオシャレ感もありつつ、会社に着て行ってもOKな服装。
チャイナボタンの薄手のブルゾンに、チェック柄のワイドパンツ。スニーカーは最近はまっているお気に入りのブランドで、キャラクターのプリントがほどこされている。
購入先は、古着やオンラインショップなど。靴もオンラインショップで購入していることから、たまにサイズ感が違うことも。そんなときは、自分の足に合うように中敷きを入れるなどして、工夫して履いているとのこと。
わが社自慢の!福利厚生♪
大入り袋は高級アイスクリーム!
高麓では、あの世界的規模で売られている高級アイスクリームを全職員に配るという、なんともバブリーなイベントデーを夏に一回、設けている。
自分へのごほうびで買えないこともないが、職員に労いの気持ちを持って提供する会社の心意気が乙である。
最大の豪華景品は“健康”
職員の健康を考え「歩いて健康」というイベントを開催。初級・中級・上級コースに分かれ、それぞれ自分のレベルにあった目標を達成することで豪華健康グッズをゲットできる。運動をしなくても筋トレと同じように筋肉を鍛えることが可能な、からだに貼り付けて振動するタイプのパッドや、座るだけで体感を鍛えられるエクササイズボールなど。景品も健康促進にちなんでいることから、イベント終了後も職員の健康維持を考えたサービスを提供していることがうかがわれる。
福利厚生をワカモン先輩が企画
高麓では、働くうえでしっかりとごはんを食べて欲しいという思いから、白米やみそ汁を無料提供。
入社4年目のワカモン先輩の原さんは、栄養士の仕事をいかして同僚と一緒に、月ごとちがうメニューごはんが出てくる「健康ごはんの日」を提案。普段は白米だけど、健康ごはんの日は雑穀米や松茸ごはんなど、手の込んだごはんを提供。
職員からは、「おいしかったよ。また期待しているね。」と声をかけてもらえたことがとても励みになったとのこと。自分たちが受ける福利厚生を、自分たちで考えて決め、実行できる環境は、職員のやる気もみなもとにもなる。
執筆者: 本田秋江 (C’mon Wakamon編集部)
生まれも育ちも藤枝市。高校卒業後上京し、学生時代はディズニーシーの立ち上げや造形製作に携わる。新卒でNHK入局後は番組CG制作を担当後、ゲーム会社にてキャラクターデザイン製作に携わるも、30歳を機に帰静。CM制作ディレクター、雑誌の編集デザイナーを経て、30年続けているヨガの勉強をしに渡印。インストラクターの資格を修得。IT企業や広報を経て、2017年「クリエイティブスタジオ赤飯」創立し、広告・パンフレット等、紙媒体を中心としたデザイン製作を行う。趣味はヨガとポタリング。
関連記事
-
社会福祉法人東益津福祉会 特別養護老人ホーム高麓
-
掲げるミッションは「自分らしく生きる」 利用者はもちろん、働く人にも快適な環境———特別養護老人ホーム高麓インタビューVol.1
-
若者を支援する手当&仕事も家庭も大事にするサポート体制が充実———特別養護老人ホーム高麓インタビューVol.2
-
実際に働く先輩スタッフの声を大公開!働きやすく休みやすい理由とは?———特別養護老人ホーム高麓インタビューVol.3
-
地域の声からはじまった高麓。ケアの取り組みと職員のこころを豊かにするしくみ———特別養護老人ホーム高麓インタビューVol.4
-
編集部が聞く! 就活生が気になる採用・キャリア形成・残業のホント———特別養護老人ホーム高麓インタビューVol.5
-
編集部が特色を紹介! 職員の通勤の楽しみと服装、自慢の福利厚生———特別養護老人ホーム高麓インタビューVol.6