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青果バイヤーの働く様子を取材~職場見学~———㈱田子重インタビューVol.5

バイヤーの日常と仕事にかける思い

入社7年目にしてスーパーの花形であるバイヤーにのぼりつめた多々良さん。現在(2024年2月時点)青果バイヤー歴2年半。主な仕事内容は、野菜、果物の仕入れを担当。 

『お客さまが召し上がるときに、いちばんいい状態のものを提供したい。』 

と多々良さんは目を輝かせながら言った。 

いちばんいい状態とは、果物であれば、味わい深く糖度の高いもの。野菜であれば、新鮮で歯ごたえのあるもの。新鮮さとは、とれたてのことをさすだけではなく、なるべく傷みの少ない状態のもののことも。運ぶ際は、なるべく衝撃を与えず丁寧に扱うことで鮮度は保たれる。お客様へのお心遣いは売り場だけではなく、運ぶ時点ですでにはじまっている。 

仕事の難しさとやりがいは紙一重 

バイヤーの仕事のむずかしさは、お天気とのにらめっこ。雪や雨の影響により、野菜や果物の仕入れの状況が変わる。

例えばその日の仕入れがキャベツ100個とする。天候の影響で50個しか仕入れられなかったとしたら、お客様の満足のいくような売り場をつくることが困難になる。

そんなときこそバイヤーの力の見せどころ。お取引先をあたり、当初そろえる予定の数を集め、なにごともなかったかのように売り場づくりが完了するときもあれば、場合によってはお客さまへお詫びのPOPを準備することも。日々安定した供給ができているのは、バイヤーのひたむきな努力の賜物である。 

【バイヤーの一日のスケジュール】 

5:00 出社 
    入荷した商品の仕分けや市場や問屋とのやり取り
    各店舗へ入荷案内表を送信 

11:00 ランチタイム 

12:00 事務仕事…営業企画部へ入荷のポップ作成を依頼
     商談…メーカー、問屋、農家との商談や新商品の案内、物価高とうによる値上げの交渉など 

15:00 退社 

地元の素材をつかったオリジナル丼でパワーチャージ! 

田子重青果バイヤー多々良さんのランチ。

それは田子重のお惣菜コーナーにて販売されている『焼津かつおだしを使った田子重オリジナルかつ丼』 。味も美味しいのはもちろんのこと、ボリュームもちょうどいい。かつおだしの効いた濃い味つけが好み。 

スーパーの仕事は気力体力ともにパワーを使うのと、朝が早いのでお昼ごろにはお腹はペコペコ。そんなとき、かつ丼を食べてパワーチャージすることで、午後の仕事への活力になる。 テイクアウトかつ、手を汚さず食べられるのも食べやすさのひとつ。 

田子重のかつ丼をまだお召し上がりでないかたは、ぜひ、おためし下さい!自信をもってオススメします! 

編集部よりひとこと

花形であるバイヤーと聞くと、一見キラキラした仕事のように思われるが、実際はスーパーの売り上げを左右する大動脈かつ縁の下の力持ち的存在。プレッシャーは半端ないと思うが、やりがいはバイヤーでしか味わえない経験と想像する。 

職場で美味しいお惣菜やお弁当をランチどきにすぐ味わえるのは、スーパーで働いているからこそできること。仕事の活力になる美味しいごはんを職場で調達できるのは本当にありがたいと思う。 

執筆者: 本田秋江 (C’mon Wakamon編集部)
生まれも育ちも嫁に行っても藤枝市。高校卒業後、進学のため上京。
学生時代はディズニーシーの立ち上げや造形製作に携わる。
新卒でNHK入局。番組CG制作を担当。その後、ゲーム会社にてキャラクターデザイン製作に携わるも、30歳を機に帰静。
CM制作ディレクター、雑誌の編集デザイナーを経て、30年続けているヨガの勉強をしに渡印。インストラクターの資格を修得。
IT企業や広報を経て、2017年「クリエイティブスタジオ赤飯」創立。事業内容は広告・パンフレット等、紙媒体を中心としたデザイン製作。
趣味はヨガとポタリング。

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